マイクロソフトOSに標準で付いてくるインターネットブラウザのEdgeは、これまであまり評判が良くありませんでした。私はEdgeも一応使っていますが、Chromeも半々の頻度で使っています。しかしここにきて、マイクロソフトがAI技術を使った反撃に出てきました。
Edgeの検索にはBingという検索エンジンが使われていましたが、BingがAIを使えるように進化しました。なんとChatGPTと同等の機能が使えるようになったのだそうです。マイクロソフトはChatGPTの生みの親であるOpenAI社に多額の出資をしています。そのため、ChatGPTと同等のAIがEdgeのBingチャットで使えるようになりました。
私は文章生成AIや画像生成AIには興味が無かったのですが、特別な登録なしでAIが使えるらしいので、試してみました。まずは文章生成AIのお試しです。最初に「中国の若者の失業率について教えて下さい」と質問しました。その結果は以下の通りです。
真偽のほどは分かりませんが、なかなか詳しい情報ですね。それから、出典を示しているところが良いですね。ChatGPTは2021年までの情報を基にしていますが、Bingチャットは最新の情報にもアクセスするようです。
ところで、タイトル画は画像生成AIで作成しました。テーマは「物理探査を実施する研究者のイラスト」です。AIによって4つほどイラストが表示されましたが、その中で一番良さそうなものを選びました。画像の中央の人物は、重力計/磁力計らしき機械で何やら測定しています。AIは、それらしい画像を生成するものだと、ちょっと感心しました。