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地球の自転と公転 きょうは2月29日

今日は4年に一回しか来ない、閏年の閏日(2月29日)です。子供の頃は、どうしてこんなヘンテコな閏年なんてものがあるんだと不思議に思っていましたが、その理屈がわかると納得できました。

地球は太陽系の惑星ですから、太陽を中心とした楕円軌道上を公転しています。公転のことは、英語でレボリューション(revolution)と言います。また地球は、公転しながらコマのように自転(rotation)しています。太陽を一周するサイクルが一年で、それを地球の自転周期(1日)を基準で考えると、365日ピッタリではなく、それよりも約1/4日長い365.2422日(365日5時間48分46秒)かかります。

この中途半端な0.2422日の余りが4年積み重なると0.9688日となり、ほぼ1日分のズレが生じます。これが4年に一度の閏年の調整日(閏日)の理由です。ただし、この4年に1回の修正では修正し過ぎなので、100年に1回だけ閏年にしない年を作りました。なので、西暦で100で割り切れる年は閏年にはなりません。

しかしこれでも、400年すると1日のズレが生じます。そのため、西暦を400で割り切れる年は例外的に閏年になるのです。最近では、ミレニアムな年である西暦2000年に閏年がありました。数式で説明すると、1年が以下の式でほぼ近似できることがわかります。

365.2422≒365+1/4-1/100+1/400=365.2425

この式の意味が理解できれば、閏年の意味が簡単に(?)理解できるはずです。

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