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「お疲れ様です」という挨拶は嫌いです。

挨拶は、コミュニケーションの基本です。子供の頃には父親から、「ご近所の人にはしっかりと挨拶しなさい」と何度も注意されました。「おはようございます」や「こんにちは」はよく使う挨拶ですが、最近これらの挨拶に変わって「お疲れ様」や「お疲れ様です」を使う人が増えているのが、個人的にはとても気になります。

「お疲れ様」は、相手の労苦をねぎらう気持ちを伝える言葉で、職場などでは先に帰る人への挨拶にも使います。目上の人から目下の人に使う「ご苦労様」に対し、「お疲れ様」は同僚や目上の人に対して使います。しかし、本来の意味とは違う、「おはようございます」や「こんにちは」の代りに「お疲れ様」を使う人が増えています。心が狭いのかもしれませんが、これが私には容認できません。

普通に「おはようございます」や「こんにちは」を使えばいいものを、わざわざ「お疲れ様」を使う気持ちが理解できません。夕方の帰り際なら問題ありませんが、朝一番に「お疲れ様です」と言われた時には、驚いてしまいました。私も大人なので口には出しませんでしたが、「出勤したばかりなのに、疲れてるわけねーだろ」と心の中で毒づいていました。ひょっとすると、顔の表情には出ていたかもしれません。

今朝もトイレで、「お疲れ様です」と挨拶されてギョッとしました。ひょっとしたら、”用をたした”ことに対する労いなのでしょうか?。これが最新式の挨拶なら、いつまでも慣れない私が古くさいのかもしれません。しかし、TPOに応じた挨拶があるはずです。普通に、「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」でよくありませんか?。

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