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蒲田のトランプタワーと大福

町工場が集まる大田区の中心地・蒲田という場所は、本当にオモシロイ。地熱学会の令和4年学術講演会が蒲田の大田区産業プラザという場所であったので、その近くのホテルに宿泊しました。学会会場は近かったのですが、その途中にタイトル写真↑↑のような”Trump Tower" (トランプタワー)という賃貸マンションのビルがありました。「どこかで聞いたことがあるような・・・」。そうです、これはアメリカの全大統領のトランプ氏が所有している有名なビルと同じ名前です。

現在アメリカでは、バイデン大統領率いる民主党と、トランプ氏が後押ししている共和党が中間選挙で激戦をしています。この記事を書いている段階でも、まだ決着がついていないようです。ところで、日本のトランプタワーはトランプ支持者であるオーナーがつけた名前だそうです。ただし、ニューヨークにあるトランプタワーとは全く関係ありません。しかし、トランプ大統領が初当選した時には話題になり、記念撮影に訪れる人も多かったそうです。

地熱学会が開催された大田区産業プラザの一角には、老舗しにせの和菓子屋『志ら井』があります。この店は本当の老舗で、創業は江戸時代の嘉永元年(1848年)です。ここでは、”本物の大福”(1個150円)を買うことができます。”本物の大福”には、餅と餡子以外の余計なものは入っていないので、賞味期限はその日のうちになります。たまたま、通り道にあったので試しに”本物の大福”を買おうとしたのですが、その時は既に売り切れていました客が3人も入ればいっぱいになる店内には、ショーケースに綺麗な和菓子が並んでいました。そのときは仕方なく、二番人気の餡団子を買いました。

学会の最終日には、”本物の大福”を買うことができました。蒲田は羽田空港から都心へ向かう途中で何度も素通りしていましたが、じっくり滞在するのは生れて始めてでした。新しいものと古いものが混在している蒲田は、不思議な場所です。

”本物の”大福が購入できる老舗の和菓子司『志ら井』


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