"失敗しない人"は凄いのか?
エジソンは、”99%の努力”の人ですから、そもそも失敗を失敗とは考えていません。エジソン流では成功するまで努力するので、失敗は”悪い結果をもたらす経験”として認識されます。その意味では、エジソンは”失敗しない人”かもしれません。
しかし多くの人はエジソンほどポジティブ(鋼のメンタル)ではなく、仕事や勉強で良い成果が上がらないと失敗と捉えてしまいがちです。また、その人を取り巻く周囲の人達も、他人の失敗を指摘しようと虎視眈々とその機会を狙っています。
ノーベル賞を受賞した有名な物理学者であるアインシュタインは、こんなことを言っています。「人は社会では成功よりも、ほんの小さな間違いを指摘される。しかし間違いはプロセスの一つだ。決して間違いをしない唯一の人は誰だと思う。それは何もしない人だ」
何もしない人は失敗はしませんが、決して成功することもありません。アインシュタインは、自発的な行動や経験を重視しているのです。村野武則さん主演の大昔の青春ドラマ『飛びだせ青春!』では、先生が生徒たちに「レッツ ビギン!(Let's begin!)」という言葉を投げかけます。たしか、”とにかく何かを始めよう!”みたいなニュアンスだったと思います。
失敗を必要以上に恐れては何も出来ません。Let's begin!
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