vol.80 決定について 1

前回から引き続き。

閑話休題、話を牛尾さんのブログのところに戻します。

このブログ内でもう一つ大切なことがあるなと感じました。
以下のポイントです。

同僚:最後の最後で本当に申し訳ないんだけど、自分の意見では、混乱すると思うんだ。ただ、決めるのは君だし、自分の意見なんて全然無視していいよ。君次第さ。

メソッド屋のブログ「批判が少しだけ上手くなる方法を考えてみた [最終回]」
https://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2020/06/30/080211

このシーンは、牛尾さんのやり方に対して、同僚の方が問題となりそうなところを指摘し、別方法を提案した後の最後の会話です。この会話はとても重要だと思っています。
それは

。。。
。。。
。。。

最終誰がどうやって決定するのか?

というところです。

この牛尾さんのブログのケースでは、レビューイ(牛尾さん)が決定するルールみたいですね。(おそらく内容の程度にもよると思います)
「誰がどうやって決定するのか?」という決定方法が明確に決まっていることで、このケースでもスムーズに物事が運ばれているように思います。

逆にいうと、それが明確に決まっていないと、物事がスムーズに進みません。これは物事の大小に関係がありません。
経営レベルの、事業や人材の戦略や戦術であったり、各部門やグループ、チームレベルの戦術や個別業務についてもそうです。
プロジェクトなんかも、そうですね。

つづく
次回「決定について 2

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