一部感情的で政治的です。

私の住んでいる地域も子供一人当たり10万円給付が決まりましたー!個人的には、ありがとうございますです!

結構ぐちゃぐちゃしましたので、順序よく考えてみます。

(時系列でざっくりと)

1.公明党が10万円給付を掲げた。

2.自民党と公明党で話し合った。

3.(想像)公明党の意見を鵜呑みにしたくない自民党が自分たちの意見を織り込み、5万円はクーポン券にした。

4.900億円でしたっけ?予算がかかると公明党が発表。

5.立憲民主党が国会で10万円現金給付にすべきだー!と言った。

6.自民党は10万円現金給付でも良いよ!と決定。

んー、順番から見ていくと自民党が一人相撲を取って負けちゃう形になりましたね。クーポン券にする狙いがどこにあるかはちゃんと調べていませんが、結果としては立憲民主党が手柄を取ったような形に見えちゃいます。

私はクーポン支給のニュースを見た時、現金一括でくれよーなんだよクーポン券って。どこで使えるんだよー。Amazonのお買物券の方がよっぽど気が利いているんじゃないの?、と、落胆のためテレビに向かって汚い言葉で罵りました。テレビはきっと傷ついたと思います。あの時はごめんね。

でも、目線を変えたらクーポン券でもいいんじゃないか?と思うようになりました。

報道番組のバンキシャだったと思いますが、ある家庭の奥様を取材しておりました。現金一括給付だと夫の口座に給付金が全額入ってしまい、お父さんが全部使っちゃう。だからクーポン券が支給されるとそれを生活費に回せるので助かる、という内容のものでした。

そんなダメおやじとはさっさと別れてしまえ!とテレビが傷つく言葉をまた発してしまいましたが、バンキシャからはクーポンを必要としている家庭もいるという新しい論点を提示していただきました。

もし、仮に、多分絶対違うと思うけど!夫の口座に全部入ってしまう家庭の事を考えて全国民平等にクーポン券にしなければならないんだ!という狙いだったならば、私たちはクーポン券を喜んで受け取っていたでしょう。世の中が短時間、少しだけですが平和になりそうだから。

ストーリーが無いままクーポンか、現金か、という2つの打ち手に目が行ってしまったのはあまり上手ではないメッセージでしたね。なかなかそこまで考えて発信するのは実際には難しいのですけど。。。

グロービスでもストーリー立てて考える、という事を学びます。メッセージの伝え方にはNHK(認識・反応・関心)があり、相手の立場に立ったコミュニケーションをしましょうという軸があります。これに当てはめて考えますと、今回の10万円給付は関心があった情報でしたが、クーポン券をなぜ発行するのか認識が抜けており、その結果イマイチな政策ですねという反応になったとう流れです。

徒然にー。

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