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TSUKUBA AD 2.0 #リブート
・コロナ禍中のもどかしさ
4月以降,筑波大学ADのメンバーは新型コロナウィルス感染拡大に伴って,リモートワークでの活動を余儀なくされた。その間,部活動は自粛,授業は遠隔と,支援対象となる学生アスリート達は,これまでの学生生活とは状況が一変し,さまざま不安とストレスに晒されることになったが,直接手を差し伸べられないことに我々はもどかしさを感じていた。
無論,何もしていなかったわけではない。スポーツ心理学を専門とする雨宮先生の協力を得て,学生アスリートのストレスチェックを実施し,問題を抱えているアスリートが見つかった場合には,監督への通知やカウンセリングへ繋げるなどのケアを行ってきた。
・部活動再開に向けたガイドラインと応援メッセージ
「段階的部活動再開のためのガイドライン」 を整備しました。(1/3)
— 筑波大学アスレチックデパートメント Owls (@TsukubaOwls) May 27, 2020
🔵 部活動再開のための各段階
これから再開に向けて段階的に動き出します!
学校スポーツにおける指針の事例としてご報告いたします。#筑波大学#アスレチックデパートメント#部活動#GoTsukuba#ImagineTheFuture pic.twitter.com/khMK9OG8pQ
また,段階的な部活動再開のためのガイドラインづくりにも取り組んた。ガイドラインづくりに当たっては,ワールドラグビーやNCAAなど,世界各国の様々な知見を参考にしながら,筑波大学のスポーツ医学やコンディショニングの専門家に監修して頂き作成した。このガイドラインは,筑波大学の実情に合わせてローカライズしているが,他大学からも参考にしたいなどの声が寄せられており,共有できるところにはどんどん横展開していきたいと考えている。
筑波大学ADインタビュー🎙
— 筑波大学アスレチックデパートメント Owls (@TsukubaOwls) June 17, 2020
『IMAGINE THE FUTURE.』
⚾️ @TsukubaBaseball
新型コロナウイルスの影響を受けながらも、未来に向けて進み続ける筑波大学学生アスリートの生の声を是非、お聞きください。#throughthistogether #GoTsukuba#スポーツを止めるな #筑波大学アスレチックデパートメント pic.twitter.com/QIjdmbOPdQ
その他,自主練習がようやくできるようになった段階では,ADチームに所属する各運動部の学生アスリートにインタビューを敢行し,チームメイトやサポーターに対して,現在の心境や今後の抱負に関して熱く語ってもらった。このインタビューをSNSに投稿したところ,各方面から大きな反響を得たが,特にチームメイトから「モチベーションが上がった!」とのリアクションがあり,我々としても取り組んでよかったなという思いである。
・反転攻勢,ここからがADの本領発揮
6月19日の県境越え移動制限解除を受けて,ADメンバーが久々一堂に会することができた。それまでもオンラインで喧々諤々議論してきたが、どうしてもFace to Faceでないと進まないこともある。その一つとして、ずっと担当者間で企画を詰めてきた関彰商事とのパートナシップ提携が最終合意に達し、関正樹代表取締役社長にご臨席いただき、対面で提携発表セレモニーを行うことができた(写真参照)。
本パートナシップは、ADの活動を財政支援していただくスポンサーシップではなく、ADとセキショウがパートナーとして、スポーツを中核として新たな事業を協創することを目指すもので、ADがミッションの一つに掲げる地域貢献事業の一環である。このパートナーシップをテコにして、今後は様々なプロジェクトに積極的に取り組んでいく予定である。これまで、もどかしさを感じていた分、反転攻勢、ここからADの本領を発揮していかねばとの思いを強くした。
・eSportsチャリティーマッチの開催
筑波大学生向け【eSportsチャリティーマッチ】開催します!
— 筑波大学アスレチックデパートメント Owls (@TsukubaOwls) June 30, 2020
新型コロナウィルス蔓延の問題を受け、学生支援のための寄附イベントとしてeSportsチャリティー大会をオンラインで開催すること決定致しました。#GoOwls#TsukubaOwls#eSports#eFootball
詳細はこちら▶︎ https://t.co/ryZ1MkqFhC pic.twitter.com/5mqVYWQ90U
先のセキショウとのパートナシップを受けた新事業第1段は、eSportsチャリティーマッチの開催である。この企画、単なるeSports大会の開催ではなく、脳スポーツ科学者の松井先生の協力を得て、eSportsの効果を科学的に検証しつつ、交流機会が減少した筑波大学生達にeSportsを通じて繋がるる機会を提供し、さらに試合をネット配信して支援金を募るという、筑波大学ならではの企画と言える。
一方で「なんでADが取り組むの?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるだろう。コロナ禍中にあって、リアルな試合を行えない状況で、今我々ができることはないのかと考えを巡らすうち、将来ホームゲーム(筑波大学において実施する公式ゲーム)を開催するためのシミュレーションとして、eSportsはうってつけ!との考えに至ったのである。つまり、自分たちで試合を企画し、地元企業の協賛を得て、学内の学生を巻き込みつつ、試合をネット配信するというプロセスをすべてシミュレートできるのである。
おそらく、ここで得たノウハウは、今後の学生アスリートの支援や、大学スポーツ価値の最大化などに必ず活かせると確信する。このようにADはどんな状況にあっても#スポーツをとめるなのコンセプトのもと、今後も様々なプロジェクトに取り組んでいくつもりである。乞うご期待!
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