言葉の禁止と言い換えという異常な病気状態の日本

日本政府の言い換えとテレビ、新聞などのマスコミの言い換えは、異常な病気状態である。
その極限が、墜落を不時着水と言い換えるこの言葉である。不時着水は、政府が勝手に作った造語。既成の日本語でもない。日本語と伝統を破壊しているのは自民党政府ではないかw。
放送禁止用語は、ハリウッド映画の倫理コードでもない。ポリティカル・コレクトネスが実施されているのでもない。ただただ、「差別的」に見える言葉を禁止しようという全くくだらない措置である。言葉を禁止しようが、現実には差別は存在する。
差別語とやらを禁止する事より、ポリティカル・コレクトネスを実践すべきである。ハゲをテレビで使ってもよいことにして、しかし、15歳未満はそういう言葉を使用するテレビを見せないということにすればよいではないか。だいたいハゲは差別語なのか。
言葉が汚いだけで、ハゲへの偏見は言葉を禁止しようが存在する。というか、ハゲに偏見を抱くこと自体おかしい。海外の男はハゲでも堂々としているではないか。日本のハゲへの偏見は、かつらメーカーのマーケティングにより世論形成された結果でしかない。日本人は企業の世論誘導に弱いどうしようもない民族である。
言葉を禁止しようが言い換えようが「あるものはある」のである。

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