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クリエイターに必要な2つのこと

昨日は、家に帰宅すると、一昨日子供が作っていた段ボールの猫小屋がのキャットタワーに進化していて、イブキ(飼い猫3ヶ月)が気持ち良さそうに寝ていました。
どうやら、妻が手を加えて本格的なキャットタワーに進化させたみたいです。頼まれてもないのに、相手が喜びそうなものを作るのが得意なクリエイター集団の上田家です。

今日は、クリエイターに必要な2つのことというお話を書こうと思います。

結論から書きますと、

・表現できる環境をもつこと

・安定した収入源をもつこと

の2つが必要だということです。

1つづつ解説していきますね。

表現できる環境をもつ

ここで、いうクリエイターとは、自己表現として何かを作り出したり、人に頼まれていないものを自ら生み出す人のことをいいます。イラストレーター、画家、陶芸家、〇〇作家さんなどです。

僕はかなりクリエイター思考の人間だと思っていて、会社勤めしながら、企業したのも、自分のクリエイティビティを保つ為です。

普段住宅の設計の仕事をしていると、お施主様の要望、予算、会社の方針など、様々な要因を調整しながらデザインしているので、100%自分で納得のいくデザインができることはほとんどありませんでした。(今は、もう少し増えていますが・・・)もちろん、そのプロジェクトごとでベストな仕事をしています。

そんな葛藤と、クリエイターなら人に頼まれなくても自分の意思でアウトプットを作らなけらば!!という思いから、思う存分自己表現ができる環境を作ることを決めました。それが、サラリーマンをしながら自分の会社持つことを決めたきっかけでした。

クリエイターをするのに、会社が必要かどうかはさておき、重要なのは、自己表現をすることができる環境をもつということです。

僕の場合は、工芸作家さんたちと一緒にいろんなプロダクトを生み出して行きたいと思い、『住まいの道具研究所』という場所を作りました。


安定した収入源をもつこと**

『住まいの道具研究所』だけでご飯を食べれるようにしようと思うと、作りたいもの=売れるもの(もちろん売れないといけませんが)という考えが先行してしまって、本当に作りたいものが作れなかったりします。

僕は、メインの建築設計の仕事があるので、『住まいの道具研究所』では、ふと思いついたものを作ったり、作家さんたちと話しておもしろそうなものを形にする場所にしています。

よく、クリエイターとして独立をしてご飯が食べれないからバイトを何件も掛け持ちをして、ギリギリの生活をしながらものづくりをしているストイックな人もいますが、精神衛生上よろしくないと思います。今は、SNSやインターネット上で誰でも発信できる時代なので、作ったものを多くの人に見てもらうことが簡単にできるようになりました。(実際は簡単ではありませんが、インターネットがなかった時代と比べるとということです。)アイデア次第でヒット作品を生み出せるかもしれません。

また、住まいの道具研究所を運営することで、様々な実験をすることもできますし、メインの建築設計の仕事にプラスに作用することもたくさんあります。メインの仕事との相乗効果も期待できるのです。

僕の場合はこの表現できる環境をもつこと、安定した収入源をもつことの2つをもつことで、環境的にも精神的にも安定した状態でクリエイターとして活動することができています。

このような考え方がこれからのクリエイター像の一つとなるのではないでしょうか。

家族がイブキのために作ったキャットタワーは僕が作ろうとしているキャットタワーが待ちきれず作ったものだと思うので、今日は急ピッチでキャットタワーの図面を仕上げようと思います。(見えないプレッシャーを感じてます。笑)


ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!

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