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瞬間の幸せと、継続的な幸せ

昨日、妻から「父の日もうすぐやけど、何か欲しいものある?」と聞かれて、「オーブンレンジ」と答えると速攻で却下された上田です。

今日は、利益の設計の仕方について書こうと思います。

オーブンレンジで継続的な幸せを

父の日に欲しいものの問いに「オーブンレンジ」と答えたのは、半分本気で半分冗談なんです。

我が家のオーブンレンジも10年近くなるので、調子が悪い時がありそろそろ買い替えないとなと考えていたところでしたし、妻も料理で使っているときに、全然温まらないと困っていた時もあったので、新しいのオーブンレンジが欲しいと日頃から思ってました。

それで「オーブンレンジ」となったのですが、その真意はもう少しあります。

ここで例えば「焼肉が食べたい」などの食べたら終わってしまうその瞬間の幸せ(利益)より、継続的な幸せ(利益)が欲しいと思ったのです。

なぜ「オーブンレンジ」が継続的な幸せなのかというと、まず、オーブンレンジが新しくなることで、妻が喜びます。

嬉しい妻は色々美味しいものを作ろうと考えますよね。

僕はその美味しいものを継続的に食べることができるということです。


直接的な利益を得るタイミングをずらすことで、継続的な利益を得ることができる利益設計はビジネスにも応用することができると思います。

『ARCHI VENEER』の利益設計

今僕がブランディングを携わらせてもらっている、大一合板商事さんの合板をインテリアや家具などに素材として使うプロジェクト『ARCHI VENEER』でもこの利益設定を考えています。

利益を得るタイミングをずらす時のポイントは、まず、商品を使う人に喜んでもらうことが大切です。

『ARCHI VENEER』でいうと、合板を使ってインテリアや家具をデザインする設計士やデザイナーさんですね。彼らに喜んでもらうことで、継続的な利益を得ることができる仕組みを設計します。

例えば、社内や特定の設計士やデザイナーに『ARCHI VENEER』を使った商品を考えてもらって商品が売れても、素材として売りたい
『ARCHI VENEER』の売り上げを伸ばすことはできませんよね。

それよりかは、『ARCHI VENEER』を素材として設計士やデザイナーが使いやすい素材としてブランディングして、『ARCHI VENEER』を使った商品を多くの設計士やデザイナーから募集する方が『ARCHI VENEER』は早く普及しますし、設計士やデザイナーもオリジナルの家具やインテリアを作品として作ることができるので、嬉しいと思います。

『ARCHI VENEER』のデザイン募集については、またお知らせしますね。

僕は、少し先行してテーブル、TVボード、キャットタワー、シェルフをデザインしていますので、この辺もそのうちお見せできたらと思います。

今日は、継続的な利益を得るための利益設計についてお話しました。


ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!





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