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映画レビュー『ウィジャ・シャーク~霊界サメ大戦~』

伝説のサメ映画『ウィジャ・シャーク』


*この記事は映画『ウィジャ・シャーク~霊界サメ大戦~』の内容のネタバレを含みます。ご了承ください。



少し前に「書け麻雀」というイベントをしたんですよ。
内容詳細↓

当日の配信↓


結果、魂天三人(タケオしゃんは天鳳位でもある)にボコされ、罰ゲームをあっさり食らわされることに。『恋空』の感想見たかったな(自分も見たことないけど)
そんなわけで私は銀貨先生の選んだ映画からレビューを書くことに。

銀貨先生のセレクトが見事にすべてサメ映画。

『シン・ジョーズ』
『ジュラシック・シャーク』
『パニック・マーケット』
そして『ウィジャ・シャーク』~霊界サメ大戦~』

どれもこれもそこはかとなくクソB級映画の香りを醸し出している。
配信で負けて罰ゲームが決定した瞬間、「これで3000字ホントに書けるのかな…?」と不安になったのは言うまでもない。

まあそれでもなので罰ゲームなので書いていかねばならない。
そして先週日曜日に『ウィジャ・シャーク~霊界サメ大戦~』を視聴した。

…まあまずあらすじを見てもらおう。

とある避暑地の近くにある海辺に、1人の若い女性(ジル)がやって来ます。その女性は友人と待ち合わせをするつもりが、初めて訪れる地ではぐれてしまったらしく、仕方なく近場にある海岸に行き、1人で日光浴を始めます。水着になった女性は、ここまで来たのならと、海岸の浅瀬に入って行きます。
そこで女性は、海水の中にある足に、何かが触れたような感触を覚えます。辺りを見渡してみますが、「足に触れて来たもの」の姿は見当たりません。女性は気味が悪くなり、浅瀬から上がります。すると海岸に、盤上にアルファベットなどが書き込まれた、占いをするためのボード「ウィジャ盤」が打ち上げられているのを見つけます。
女性はそのウイジャ盤が気になって、拾い上げてカバンの中にしまいます。その後女性は、友人たちと合流します。

(中略)

バーベキューの食事を終えたあと、「さて、お次は何をしようか?」という話題になりますが、ここでジルは海岸で拾ったウィジャ盤を持ち出します。他の3人も映画などで一応の知識はありましたが、ここは詳しそうなジルが主導して、4人でウィジャ盤を囲むように家の庭に座り込みます。

がわからない他の3人に、ジルは文字を差すブランシェットというハート形の器具に、皆の手を置くよう指示します。ここでジルが「何か質問ある?」と問い掛けると、ジェンが精霊に向かってふざけた質問をします。するとブランシェットが動き出し、「いいえ」を指し示します。

ジルは、真面目な質問をしなければダメだとジェンをたしなめます。そこで「あなたはいい精霊?」と聞くと、再び「いいえ」が示されます。何か薄気味悪くなりながらも、今度は「あなたはどうやって死んだの?」と聞くと。今度は、アルファベットの文字を次々に指しだし、その文字を繋げると「腹ペコだ」という意味になりました。

更に次の質問には、ブランシェットは再び幾つかの文字を指して「コ・ロ・ス」という単語を表示します。そして、4人が囲んだウィジャ盤から怪しい光が立ち昇ります。さすがに皆は怖くなり、ジルとウィジャ盤を置いてその場を立ち去ります。

hmhm(ふむふむ)より

タイトルにもある「ウィジャ」ってなんだよ、と思っていたんだけどどうやら日本で言う「コックリ(狐狗狸)さん」みたいなやつらしい。外国にも同じようなやつあるんだね。初めて知った。

これは遊戯王のトラップカード



まあ上記のあらすじ見てたら、まあ避暑地でのパニックホラーの典型的な導入で、まあここから普通ならゾンビやら殺人鬼やらが主人公たちをなんらかの方法で助けを呼べないよう孤立させ、一人ひとり襲っていく、みたいなパターンが王道よね。うん、うん、わかるわかる。


……ちょっと待って?

これサメ映画だよな?確かに副主題に「霊界サメ大戦」ってあるけども。
そもそもどう考えてもこの避暑地、山の中なんだが…???

と思っていたら、なんと半透明のサメの幽霊が現れて、登場人物たちを次々と襲っていくわけ。

ク〇リをキメたモブがプールで幽霊サメに食われるの図


主人公以外はみんなだいたいこの幽霊サメに食われて死んでしまう。
そもそもどうやってこんな幽霊サメと戦うんだよ…無理ゲーだよ…
と思ったアナタ、そこはやはり映画です。


父親は、ウィジャ盤の元の持主を探せとジルに伝えます。ジルが拾ったウィジャ盤には、凶暴なサメの精霊が封じ込まれており、ジルたちがそれを使ったことで、サメの精霊が解き放たれてしまったのでした。解き放たれた透明ザメ=ウィジャシャークは凶暴な闘争本能をむき出しにして、次々に人を襲い始めていたのです。

ジルの父親は、「我が家の家系は、オカルトに関わる血筋を持っている。だからお前も、サメが封印されたウィジャ盤を引き寄せてしまったんだ」と語ります。

hmhm(ふむふむ)より

唐突にオカルトに詳しい父親が出てきて「我が家はオカルトの血筋があるから幽霊サメと戦うぞ!!!!!」という超展開がいきなり説明されます。
そりゃそうしないと話進まんから仕方ないけどw

主人公も仕方ないわねと戦闘モードに入って、幽霊サメとドンパチやりあっていく。オカルト一族なのに使ってるのは銃だったけど(当然効かない)。

一方、オカルトの血筋を引く父親も参戦。

その頃ジルの父親は、知人である占い師の女性に、ウィジャシャークについて見てもらっていました。占い師は大きな占いの球で、ジルたちがいる森の様子を覗き見ます。そこに透明ザメがいることに気付いた父親は、ジルを救うため、占い玉を抱えて「俺を襲ってこい!」と透明ザメを挑発します。サメは占い球を飛び出して父親を襲うと、すぐにまた森に戻って行きます。

hmhm(ふむふむ)より


この映画の見どころはこの「父親VS幽霊サメ」のシーンだといっても過言ではない。この映画を見た人曰く「これがウィジャ・シャーク伝説のシーンだ」と。



WWWWWWWWWWWWWWWW


この映画でここで一番草生えた。

幽霊サメの方も父親に謎の光弾打ちこんでるし。初期のFGOサーヴァントか?

オカルト殺法を繰り出した父親も結局ここで負けて死ぬティウンティウン
ここで「アッ、これが霊界サメ大戦って…コト!?」と気づいてハチワレ化。

これここからどうすんだよ、思っていたらまた視点が主人公に戻り、主人公は窮地に追い込まれていく。しかし…

ジルは逃げ込んだ一軒家で、ウィジャ盤に何か手がかりがあるはずだと、サメ以外の精霊を呼び出してみます。するとなんと、ウィジャ盤はジルの問いかけに対し、「パパだ」と答えます。ジルは、ウィジャシャークを調べるうちに父親も犠牲になってしまったのだと察します。

ジルの父親はウィジャ盤の文字で、ジルに「愛してる」と告げると。透明ザメの「本体」がいる黄泉の世界で、ウィジャシャークに戦いを挑みます。黄泉の世界で不思議な力を身に着けた父親は、ウィジャシャーク本体の動きを止めて、ジルに「今だ!」と呼びかけます。

ジルたちがいる一軒家には、透明サメが襲い掛かって来ていましたが、動きが止まった瞬間を見逃さず、ジルはウィジャ盤本体をショットガンで撃ち抜きます。現世に召喚するためのウィジャ盤が消滅したことで、透明ザメは再び黄泉の世界に封印され、ジルと保安官はほっと胸を撫でおろします。

hmhm(ふむふむ)より


すべてに勝るのは愛の力だということで、ウィジャ盤を銃で破壊することで霊界サメは消滅。オカルトパワーとは。霊界とは。まあそんな野暮なツッコミはいいでしょう。

こうしてこの恐ろしい物語は幕を閉じるのでした。チャンチャン♪


と思ったら最後に不穏な終わり方。

そして、ジルの元から去っていった、ウィジャ盤の持主と語っていた黒いコートの男は。特別な回線を使い、ホワイトハウスの大統領執務室に直接電話をかけていました。男は大統領に、「実験は完了です。ウィジャ盤は、全世界で運用可能です」と報告します。それを聞いた大統領は、男に「実験の第二段階、”巨大化”に入れ」と告げると。自分の密かな野望が実現しつつあることに、1人高笑いするのでした。

hmhm(ふむふむ)より


陰謀論で終わるんじゃあないよ!!!!


と最後まで笑わせてくれました。


なお、これの続編が今まさにやってるようです。

興味ある人は見に行ってみてはどうでしょうか?(白目)


~終~


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