大芝ヒデキ

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自然体が最強

1 自然体とは何か-2 中学最後の打席でノーヒットノーランを免れるヒットを打ったあの状態は、心理学で言う「フロー」とか「ゾーン」というものだったのだろう。 実は似たような経験をしている人を数年前に知った。 それは、医師の小林弘幸さん。 著書「意識しない力」の中でほとんど同じ経験を書かれている。 小林さんはその著書の中で、「無意識の力を引き出すこと。」「うまくいくときは、結局みんな自然体」であると言っており、とても共感する。 ぼくなりの自然体とは何かという話を続けてみる。 ま

    • 自然体が最強

      1 自然体とは何か 中学時代、野球部に所属していた。ポジションはセンター。 1990年10月、中学最後の大会の試合。相手は隣町の中学校。 相手ピッチャーは2年生の左腕、後に私立の強豪校に入り甲子園の土を踏んでいる。 その試合でぼくのチームは最終回まで0-1で負けていた。しかもノーヒットノーランの状態。 最終回の攻撃。簡単にワンアウトが取られた。次のキャプテンも凡退。 ツーアウトでぼくに打席が回ってきた。 アウトになったら試合終了。中学の野球生活がこれで終わる。 ツーストライ