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統一教会員の間違い⑰ 地上で幸せな生活を送れなければ、霊界でも幸せな生活を送れない

統一教会員の多くが「祈って実践していれば、そのうち完成し天国へ行ける」というような、漠然とした信仰感で生活しているのではないでしょうか。そして、今教会に「間違っている」と訴えている元食口の多くが「幸せにならなかった」と叫んでいます。では、統一教会員の何が間違っているというのでしょうか。

以下は、文鮮明先生が2007年6月13日、大韓民国京畿道清平の天正宮博物館で、天宙平和の王、真の父母様「天正宮博物館奉献式・戴冠式」一周年記念行事と、第四十五回「真の万物の日」とを合わせて行われた記念礼拝で宣布されたメッセージです。ここで文鮮明先生は「家庭盟誓」の説明を自らされています。以下は抜粋です。

三節は、「天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、四大心情圏と三大王権と皇族圏を完成することをお誓い致します」です。
 四大心情圏と三大王権は、堕落する前のアダムとエバの完成を意味します。皇族圏を除いた、これらのすべては、堕落する前のアダムとエバが、四大心情圏と三大王権を成し遂げ、皇族になることだったのです。それで、この節は、堕落した人類を復帰して、皇族をつくっていくことを意味するのです。私たち祝福家庭が、この使命を完遂しなければなりません。
 女性が男性の愛を受け、男性が女性の愛を受けるためには、この位置に立たなければならず、そうでなければ愛せないようになっています。夫婦関係で愛するのは、四大心情圏と三大王権の位置で愛するようになっています。愛がなければ、四大心情圏と三大王権はあり得ません。ですから、女性には男性が絶対に必要であり、男性には女性が絶対に必要なのです。
 祝福家庭は、これを標準として毎日のように努力しなければなりません。「神様がこのように完成されるから、私たちもこのようにすればよいだろう!」という、このような観念的な信仰だけでは完成できません。これは実際問題です。皆様の目前に来ているというのです。

以下は文鮮明先生が2006年4月10日、第3回蒙古斑同族連合大会の時に語られた講演文の抜粋です。

ところで、天国は、地上界で先に成されなければなりません。有形世界の天国が無形世界の天国を成す前提条件になるということです。したがって天国は、銀河系の向こう側に隠れている空間の世界でもなく、人間の頭脳の中にだけ存在する想像力の産物でもありません。皆様の真の愛の人生を通して、初めて創造される実体的な地上天国のことをいうのです。その基盤の上に肉界を抜け出れば、自動的に無形実体の天上天国に入っていくようになっています。地上界で天国生活をしてから逝ってこそ、天上でも天国生活ができるようになる、ということです。

 木の上でよく熟した実であってこそ、倉庫の中でも最上の収穫品として分類されると言いました。皆様の人生が、木の上から虫に食われた地獄行きの人生になってはいけない理由が、正にここにあります。

結局、天国と地獄は、皆様が地上での人生を通して、自ら決定するということを忘れてはいけません。


このみ言葉は、いったいどういう意味でしょうか。
つまりは、

地上で幸せな生活を送れなければ、霊界でも幸せな生活を送れない


ということです。
統一教会員のどれだけの人が「完成」を意識して生活しているでしょうか。何か良いことをしたら「条件」が溜まる、みたいな、非常に観念的な信仰をしているのではないか、と思ってしまいます。
統一教会員の間違い⑯で「今心から幸せだ」と思わなければ天国には行けない、と説明しました。

富んでいる人から万物を奪ってきても、人は幸せにはなれません。


家庭が一つになり、いま心から「幸せだ」と思えるかどうかが重要なのです。それこそが「四大心情圏の完成」だと私は思います。その「幸せ」が氏族へ連結されていく、つまりは「幸せが広がっていく」ことが「三大王権の完成」だと私は思います。ですから神様に「恵みが欲しい」と祈る信仰は、統一教会の信仰ではない、ということです。今教会員でいる人も、教会を出て行った人も、結局は同じ間違いを犯している、と私は思います。このことに多くの教会員が気づかなければ、統一教会は滅びるでしょう。


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