目覚めの90秒慈悲の瞑想
地球のおばちゃんが、10年以上続けている習慣があります。
朝、目が覚めたとき、布団に入ったままでやってます。
かかる時間を測ってみたら90秒で済みました。
それは、オリジナルの慈悲の瞑想とでもいいましょうか・・・
もともとは初期仏教の『慈悲の瞑想』で、慈しみの心を育てる瞑想です。
どこで知ったかというと、
40代、子育てで悩んでたときでした。ちょうど大阪の住吉大社で初期仏教の瞑想会が開かれたのです。そこで講師のスマナサーラ長老から慈悲の瞑想を教えていただきました。
すごく気に入りました。
どこが?
フレーズに「生きとし生けるもの」というのがあったんです。
「人間だけとちゃう、地球の全部の生きものやん!」動物好きの私は嬉しくなりました。
ところが、習った通りきちんと行うには、姿勢を整えたりフレーズの順番があったり、時間がかかるのです。
でも気に入ってる。
「型にこだわるより、続けることが大事や!」
ずぼらな私は、やりやすいように勝手に変えていきました。
メリットを3つ挙げると、
①自分の無事に感謝できる
②記憶の練習になる(認知症予防)
③出会う人やすべての生きものに優しくなれる
どんなふうにやってるか(太字がつぶやきです)
スマホの音で目が覚める。
布団に入ったまま、頭がハッキリしてきたらスタート。
時間短縮のため、言葉は小さな声で早口。
①自分の無事に感謝できる
神様、今日も元気に目が覚めてありがとうございます。
(まず自分の無事に感謝する。朝起きるって当たり前かも知れないけれど、夜中に災害があったり急病を発症する場合もあると思うのです)
②記憶の練習になる(認知症予防)
(次は記憶の練習。昨日の起床から就寝までと、今日の予定を時系列にザックリ思い出してつぶやく)
昨日は、朝起きて家で○○をして、○○で仕事して、○○と喋って、○○で買い物をして、帰って○○をして寝ました。
今日は、起きたら○○をして、○○へ行って、○○と会って、その後○○に寄って、家に帰る予定です。
③出会う人やすべての生きものに優しくなれる
最後はオリジナル慈悲の瞑想です。
○○のところだけいろいろと代えます。
「○○が幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・」
1番目の○○(昨日と今日出会うすべてをまとめて)
「昨日出会った人々、今日出会う人々、それに関係するすべての生きとし生けるもの」が、私と共に、幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・
2番目(自分の家族たちの名前)
「〇〇、〇〇、〇〇」が、幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・
3番目(気になる人など)
「〇〇さん」が幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・
4番目(人が集まる場所、仕事先や趣味の場など)
「〇〇の皆さん」が、幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・
5番目(自分)
「私」が、幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・・
最後の○○は(私が気に入ってるフレーズ)
「生きとし生けるもの」が、幸せになり、願いごとが叶えられ、悩み苦しみがなくなり、悟りの光が現れますように・・・
自分の中のイヤーな心、気づかないうちにやってる失礼なこと
それが、毎日ちょくちょくあるんですよね。
それを、朝のつぶやきでチャラにしてもらうという感じです。
ちなみに本物はこうです。
○○が幸せでありますように
○○の願いごとが叶えられますように
○○の悩み苦しみがなくなりますように
○○に悟りの光が現れますように
○○が幸せでありますように
実践方法は『日本テーラワーダ仏教協会 慈悲の瞑想』で検索すると出てきますよ。
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