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バカボン爺の知恵袋:風邪の予防法

お馬さんからの質問です。
「これから冬だよね。風邪引くの嫌だから、予防法ある?」
風邪を引いてから薬を飲むのを手遅れの後始末と言う。
「もったいつけないで、早く教えてよ。」
うっふん、二つの側面で考えよう。
一つは、風邪はウィルスに感染して起こる。風邪の菌って奴じゃ。
そいつが鼻や口に入り込むと、一晩で100万倍くらいに増えるのじゃよ。
「ひえー風邪菌は勝手に入って来て勝手に100万倍に増えるの、オソロシヤ!」
それだけじゃない、口の中が汚いと、すでにバイキンだらけになっている、
花粉症だと鼻の中も雑菌だらけ、
手を洗わないと手にも雑菌がウヨウヨしている。
そんな状態に風邪菌が入って来ると、風邪菌がたちまちに増える。
鼻、喉、気管支にとりついて粘膜を荒らす、これが風邪じゃよ。
「ひや〜助けて〜、どうしたら良いの」
皆んな風邪とは関係ないと思っているようだが、
まず、ちゃんと歯と口の中をきれいにしよう。
特に寝る前は、必須の作業だ。
waterピックという道具で水を噴射して歯の間もキレイにしよう。
そして最後にリステリンでうがいをすると良い。
これは、アルコールとサポニンという泡が出る成分が入ったうがい薬だ。
「どうしてアルコールと泡なの?」
ウィルス細胞膜はアルコールと泡で簡単に壊れるからじゃよ。
だから、コロナの時もアルコールで手を消毒する。
石鹸でも手を洗う。これは強力なウィルス対策なのじゃ。
「これで風邪対策万全だね」
いや〜、もう一つの側面がある。
身体が疲れていると風邪にかかりやすい。
疲れという感覚そのものが、免疫系が弱っているお知らせなのじゃ。
多くの人がそのお知らせを見逃してしまうけどね。
疲労回復には休養と栄養が必要、よく寝ることも大切。
「寝ることと免疫力と関係あるの?」
人は昼間仕事で体力を使って、夜寝ることで身体を修理するというサイクルで動いている。身体の修理の時間は必要なのじゃ。
だから睡眠不足は万病の元。
まず日頃の疲れを溜めないことが重要じゃ。
つまり、日常生活の乱れがあると風邪をひきやすい。
それに体温が低い人は風邪をひきやすいから、血流を盛んにして体温を持つことも大切だ。
例えば、首と喉元の体温が二度下がるだけで、粘膜の抵抗力が弱る。
じゃから、マフラーをする。
「風邪の治療にはビタミンCとか言うけど本当なの?」
ビタミンCは、皮膚や粘膜の組織をしっかりさせる。
それと抗酸化剤作用があるから、予防対策に利用できる。
しかし、風邪を引いてから慌ててビタミンCを飲んでも、風邪を治すには手遅れ。じゃから風邪薬とビタミンCを一緒に飲むと効果的だ。
日常から抗酸化能力が高いものを取っておくと風邪を引きにくい。
例えば、漢方薬とか、抗酸化剤とか、ビタミン類が良い。
何でも予防するのが賢い。

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