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写真好きがフォトグラファーとしてご飯が食べられるようになるまでの全記録|38日

こんにちは!

昨日は河津桜と一緒に撮りたいというご依頼をいただき、小雨が降る中でしたが三浦海岸というところで撮影をさせていただきました🌸

その方は、こよなく桜を愛する人で、将来は日本全国の桜と一緒に撮った写真集を出したいそうでクラウドファンディングの準備をされています。

全国の桜の撮影に同行できるフォトグラファーを探しているみたいなので、もしご興味ある方がいたらご連絡ください🗾📷✨

意識が景色を変えるというごく自然な話。

歌うフォトグラファーと名乗り始めて早一ヶ月。

なんとなく、趣味としてやっている頃から比べれば人前で歌う場面や、人を撮らせていただく頻度が格段に増えました。

それは多分、看板をつくったからというだけではなく、自分で自分のことをそのように観るようになったからなのだと思います。

ただの砂糖やデンプンを病気に効く薬として摂ったら病気が治るプラシーボ効果に近いのかもしれません。

自分自身や世界をどのように設定するかが実際に起きる体験を変えてしまう。

これは、暗示でもスピリチュアルなことでもなんでもなくて、単純にそうだと確信していることが言葉や態度が現れて、周囲の人たちの反応も変わって、それが習慣として続けばそれに伴う結果が生まれて、気づけば設定したことに忠実な景色が目の前に存在するようになるからです。

人と会ったら爆笑するフィジー人の文化。

フィジーという国に住んでいた友人に聞いた話なのですが、フィジー人は知り合いや友だちと合うとなぜか互いに爆笑し合うそうです(笑)

久々に会ったから、とかそういう理由ではなくて昨日一緒にいた人たち同士でも、会ったら爆笑。
友人曰く、ただ会えたのがうれしいから笑うんだと思うとのことでした。

友だちに会ってうれしかったら全身で笑うってとてもシンプルなことなのに、僕は今まで28年生きてきてあまり目にしたことがない風景です。

この話を聞いて、それが文化としてあるかどうかってとても大きなことだなと思ったんです。
ここで言いたい文化とはつまり、それそういうものだと設定している人たちの数のこと。
その数が多いければ多いほど、根強い文化と言えると思います。

例えば、同じフィジーでも、知り合いや友だちと会ったときに爆笑したくなるのが自分一人だけだったら、大笑いしたくてもちょっと控えめに笑うと思うんです(笑)
少なくとも僕は、変なやつだと思われるのを避けるために身体全身で大笑いすることはないと思います。

でも、そうする人が周りにたくさんいたら遠慮なく自分も笑うと思います。
もちろんこれは、世間や他者の目を気にかける文化で育った僕の目線であり、まったく違う文化もあると思いますが、それもやはりそうする人が多いという文化の中で培われた思考や行動だと思うのです。

助け合う、笑い合うという文化を生きる。

今日は、今取り掛かっているシェアハウスの片づけ作業の合間をぬって、友人たちとピクニックしてしました。

シフォンケーキを作ってもって来てくれたパン屋の開業準備をしている人、音楽と絵を生業にしているファミリー、カメラの勉強をしている人、それぞれに何かを表現することを愉しんでいる人たちが集まっていました。

10人くらいの小さなコミュニティですが、そこにはたしかに「助け合う」という文化がありました。

それは単に、困っていることを手助けするという意味だけではなく、誰かが困る前に自ら動いて共にいい空間をつくり合うという意味合いです。
実際に、僕がシェアハウスの片づけで困っていたら車を出すよと言ってくれた人もいました。

でもそれよりも、「これがあった方が愉しいんじゃないかな」「こうした方がみんな心地よくその場にいられるんじゃないかな」と気づいた人たちが、誰も指示しなくたって各々が有機的に動くという感じです。

そんな文化から生まれるものは、やっぱり美しいなと感じます。
そこにいた半分以上の人たちがもってきてくれたカラフルなデザインのレジャーシートを並べて座り、ギターの弾き語りがあり、手作りのケーキを食べ、オリジナルのポストカードのギフトがあり、シャボン玉に癒され、その風景を愉しみながら写真や映像に収めてくれる人がいる。

知らない人に話しかけちゃいけない文化、リーダーが言うことは絶対に守る文化、少しずつ似ている格好をする文化。

ただ一つの文化を採用して生きているのではなく、僕たちはいろんな文化を越境しながら生きています。
多分、この社会でたくさんの人が感じているある生きづらさみたいなものは、この多様な文化の健全な選択によってかなり解消されるんじゃないかな、と思っています。 

「絶対こうしなきゃいけないんだ」と思って生きていると辛いし、人に押し付けちゃうじゃないですか。

文化は多様だし、選べるよ。

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