写真好きがフォトグラファーとしてご飯が食べられるようになるまでの全記録|36日目
おはようございます☀
昨日は恵比寿で撮影。「撮影中、こんなに笑ったり、感動したことはあったかな?」ってくらいに笑いが絶えず、普段はできないような深い話にも発展しました。
気の知れた旧友というわけではもちろんなくて、一人の方とはオンラインではつながっていたものの、ほとんど話したことなく、リアルでは初めまして。
もう一人の方はその方のビジネスパートナーで、状況としてはお二人とも初対面でした。
何がそうさせたのかは分かりません。
頭で考えれば、いくつか理由は挙げられます。
撮影現場が真っ白な空間で、外の光も入り込む開放的な場だったから。
3人とも初対面の人と話すのが苦手ではなかったから。
一人の方とオンラインでつながるきっかけになったeumoというコミュニティ自体が近い価値観の人を集める求心力をもっているから。
その方とは何度かお会いしようとしたけれどなかなか会えないことが続いていて、今回やっと会えたから。
そのどれも影響し合っていることは間違いではないと思います。
だけど、もっと大きな縁のようなものを感じたのも事実です。
クライアントとのつながり、ファミリーとのつながり。
最近、ある方のオンラインワークショップに触れる機会がありました。
そのワークショップでこんな表現があったんです。
例えば、僕の場合はクライアントさんとやる仕事は基本的にはデザインのお仕事であり、写真や音楽はファミリーだなと感じる人とやることが多いです。
愛で共鳴するって?
この表現についてよくわからないという方もいるかと思いますので、昨日撮影のお仕事を通じて起きたことをシェアしたいと思います。
撮影は恵比寿の貸しスペース。ご飯を食べる約束もしていたので4時間、会場を押さえてもらっていました。
ただ撮影して、ご飯を食べて楽しい時間だったなら、それはクライアントさんとのお仕事だと言えるきもしれません。
でも、ご依頼者であるお二人とお会いした瞬間、こう言ってくださったんです。
「なんか、初めましてなのに安心する!」
お二人がやさしい笑顔で迎え入れてくれて、和やかなムードで始めることができたのです。
空間はあたたかくて、お二人の兄弟のような間柄も絶妙な掛け合い素敵で愉しくて、そんな風景を写真という形にすることでお仕事になっちゃうなんて、これ以上何がいるんだっけ?って感じでした(笑)
そして、衣装替えの時間に僕が普段から持ち歩いているウクレレを弾いたんです。
お二人ともとても感動してくれて、なんと一緒にその会場で音楽ライブを開くことになったんです🎻✨(笑)
さっき触れたワークショップの方は「自分をさらけ出すことでファミリーとつながりやすくなる。と言っていたことを後から思い出しました。
4時間があっという間に過ぎてしまい、今度はここで歌おうね!と握手を交わし、お別れ。その日に、こんなコメントをいただきました。
クライアントとファミリーのほどよい塩梅は自分にしかわからない。
僕のサービスとつながってくれているのか、僕自身とつながってくれているのか。
クライアントさんとのお仕事もほんとうにありがたいですが、両者はまったく質が違うなぁと感じます。
クライアントさんとのお仕事では「無駄なこと」として省かれることが、ファミリーとの時間では新しいイベントの種になったりするからむしろ無駄に見えることこそ有益になったりします。もう、真逆です(笑)
お仕事だけでなく、今の人間関係を改めてみたときに、どれだけの人とクライアント的、もしくはファミリー的につながっているでしょうか。
そのどちらにいいとか悪いとかはなくて、きっとその塩梅を選択することが大切なのだと思います。
クライアント100%がいいと言う人もいるだろうし、ファミリーとだけ生きていきたいという人もいるでしょう。
例えば、「都会よりも田舎の方が暮らしやすい」という見方もあれば、こんな風に人間関係の希薄さに豊かさを感じて都会を好む人もいます(笑)
まとめ
現時点での僕は、1〜2割くらいはクライアントさんとのお仕事を残しつつ、ファミリーとの時間を主におきたいと思っています。
それぞれの時間をもつことで、質の違う豊かさが分かるし感謝の気持ちも生まれます。
環境的に自分で選べないという方は、一週間のうち数時間でもOKなので、今の人間関係はどれくらいがクライアント的で、ファミリー的なのかなと考えてみたり、自分はほんとうはどんな割合を望んでいるのかを整理してみたり、普段とは違う方の関係づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
いつもお読みいただきありがとうございます🙏🏻✨
noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。