見出し画像

ナリワイ10か条 #スロー・フロー・ブログ

伊藤洋志さんの『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 』という本がおもしろすぎました。

伊藤さんによるとナリワイとはこんな要素をもっている生活、仕事、遊びを兼ねたものだそうです。

ナリワイ10か条

・やると自分の生活が充実する。
・お客さんをサービスに依存させない。
・ 自力で考え、生活をつくれる人を増やす。
・ 個人ではじめられる。
・家賃などの固定費に追われないほうがよい。
・提供する人、される人が仲良くなれる。
・専業じゃないことで、専業より本質的なことができる。
・実感が持てる。
・頑張って売り上げを増やさない。
・自分自身が熱望するものをつくる。

『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方 』p72

時間と健康を損なうことなく、小さく顔の見える関係から始められる。
複数のナリワイをもつことで無理に売り上げを上げる必要がないからおもしろいと思うことに取り組める。

日本の田舎で出逢ったご夫婦は、小さな仕事をいくつかもつことで年間280万円くらいを得て、田舎で8人の子どもたちを養っていたそうです。
僕が提示したい無理のない生き方はまさにナリワイ的で、もう毎ページ赤線を引きたいくらいに共感ポイントがたくさんありました。

伊藤さんがもつナリワイの事例は、こちらの記事などに掲載されているので気になる方はのぞいてみてください。

ナリワイは「こういうもの」と定義できないもの。

伊藤さんはナリワイはこういうものだとか、こういう順序で組み立てればつくれるとか、そういう型にはめることを一切していなくて、そこもまたいいんですよね。

きっとナリワイは創造力リアルなつながり個人的な引っかかり違和感などをベースにつくられる性質のものだからだと思います。

というわけで、僕にとってのナリワイ観も言葉にしてみました。

・しっくり感がなければやめる。
・やめる場合のデザインも考えておく。
・朝起きるのが楽しみになる。
・日常に落ちている種を拾って形にする。
・(自分も含め)関わる人たちの心地よさファースト。
・正しそうに見えることを安易に輸入しない。
・自分の言葉で表現してみる。
・遊ぶ気持ちでやることを忘れない。
・がんばりたいときだけがんばる。
・昼寝の時間がとれる。

あくまでこれは“今の僕にとって”の要素で、いつでも誰でもこれに従うといいなんて、これっぽっちも思っていません。

戦わない、ゆっくり進められる、健康になる、つながりが育まれる、無理したくないときは無理しない。そんな風に働ける人が増えたなら、世の中もっと軽くなっていくんだろうな。

今日も、よく生きました!
ありがとう。おやすみなさい。

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。