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身近なものを手づくりする豊かさ #スロー・フロー・ブログ

新年度、明けましておめでとうございます👏

正月、春分に続き3度目の明けましておめでとうですが、幸せな気持ちになるならお祝いは何度したってOKです(笑)

手作りはスローだけど、豊か。

そうそう、話は変わるけど昨日、カイロとクーラーボックスを使って牛乳をヨーグルトにしました。
あと、入浴剤と和紙でサシェ(香り袋)をつくりました。

それぞれめっちゃ簡単です。
でも、自分で作ったからこそ味わって食べようって思うし、それがモノなら大事にしようって愛着が湧きます。

とくに、ヨーグルトは目に見えないけれど小さな菌さんが増えてくれてできるものなので、なんか愛おしくなります。
ヨーグルトにありがとう、かわいいねって思ったのは人生で初めてです(笑)

安く手に入るものでも、すぐに買ってしまうのではなく「手作りできるかな?」って一つ問いをはさんでみるの、おすすめです。

手作りすると、買うよりも時間はかかるけど、長く使ったり、好きな量を作って無駄に消費したりしなくて済むことを考えれば買うよりも安く済むことも多いのです。
結局買うためのお金も、手に入れるためには時間が必要ですしね。

手を動かすことの大切さは、イギリスのオルタナティヴスクールを立ち上げたサティシュが語ってくれています。

手づくりすることで時間は奪われるか。

時間はかかっても、結果的に得るものが大きいのが何かを手作りするということだと思います。

買ってしまえば一瞬だけれど、買うためのお金を得るための時間、作るものがどのようにできているかの理解、五感を活かす機会、さまざまなものが削ぎ落とされてしまいます。

手づくりすることで時間はうばわれるのでしょうか。
手づくりしている間のその時間だけについて言うならそうかもしれません。
けれど、ゆっくりと取り組むことできっと、買うことでは得られなかった豊かさがそこにあることに気づかれると思います。
こんなのやってられない!ということは、買えばいいのです。
一度手づくりした分、感謝の気持ちも生まれるはず。

愛知県の一色高等学校という学校の先生が、物事をゆっくり進めることの意義をいろんなお話を通じて伝えてくれています。

今日は、そちらをシェアして記事を閉じたいと思います🌳

●私はこの4月から徒歩通勤となった。車では、時間が読めず、いつも急いでいた。時間の経つのが早かった気がする。しかし、徒歩では、時間が経つのはゆっくり経過している感じがする。

●日本では、「急がば回れ」という諺もある。速成栽培は、短時間に量産できて効率的であるが、味では、天然のものには及ばない。

●幅広に年輪を刻みすぐに大きくなる木は、風にも雨にも虫にも弱くて、強度がない傾向があるといわれている。

●「ゆっくり」とは、時間の量的な多さをいうのではなく、時間の中に内容の質的な濃さを含ませた言葉なのだろう。若いときは、人生はまだまだ長いと思って、「ゆっくり」という言葉に込められたこの意味を軽視しがちだった。

*Haste not,Rest not .(急がず、休まず<怠けず>)

*これはゲーテの詩の言葉で、日本では新渡戸稲造の書が有名ですね。

ゆっくり急げ/急がば回れ|一色高等学校

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noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。