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医療従事者の今後について

今日のテーマは「医療従事者の今後」についてです(^-^)/


今回のブログは、僕自身が数年前に今の現状に気づき、色々と行動する動機付けになった内容で、僕から同業者に向けての問題提起、そして今後の対応について提示したいと思いますが、私的な意見も多々あるので、判断は自己責任でお願いします。


一昔前までは、一生安泰といわれていた医療業種ですが、AIの台頭や少子高齢化に伴う、経済不景気の影響を受け、病院やクリニックをはじめとする医療業界ですら、現在、厳しい状況に置かれているのが現状です。そんな中で2025年問題や社会保障の変化など、今後はさらに状況が深刻化すると予想されています。


僕も医療従事者として働いていますが、今後は資格いう肩書ですらもう通用しない時代になってしまったと思うと正直恐ろしく感じますが、現実を受け入れて今後について考えていなかいとダメだと思っています。

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画像:2025年問題とは | 超高齢社会で起こりうる問題とその対策
https://boxil.jp/mag/a3592/

●2025年問題が医療業界にもたらす影響
少子高齢化や不景気の影響を受け、病院やクリニックをはじめとする医療業界は現在、厳しい状況に置かれています。そん中で、2025年問題や社会保障の変化など、今後はさらに状況が深刻化すると予想されています。このような不安材料に対応するには、起こりうる問題に対して早めの行動が欠かせません。今回は医療業界の現状と今後の動き、業界全体で取り組むべき問題について解説します。


①高齢化の影響を強く受けている、医療業界の現状
病院やクリニックなどの医療機関は、私たちが健康的な生活を実現するためには非常に大切な存在です。医療機関へのニーズは依然として変わらないものの、需要と供給のバランスが釣り合わないことが、予想されます。


②医師不足とニーズの拡大
一部の地域では、医師が不足しています。今後は、医療と介護を必要とする後期高齢者が増える一方、サービスを提供する医療従事者の数が高齢者側のニーズに合わなくなる可能性があります。加えて、訪問医療の必要性も高まっています。高齢のために足腰が弱まると通院が難しくなり、患者の家族の負担も大きくなるためです。医師や看護師などの医療従事者が患者の自宅を訪問し、必要な医療を提供する体制が求められます。医療従事者自身も訪問医療の重要性は認識してはいるものの、残業過多となっている状況下でなかなか適切な体制にできないのが実状かもしれません。
現在でも医療従事者の労働環境が問題視されていますが、2025年にはさらに厳しくなっているといえるでしょう。
引用元:医療業界は今後どうなる?現状から見る動向と対策
https://carnas.njc.co.jp/column/9-1-med-industry-future/

2019年の現時点では、医者や看護師等のコメディカルが不足しているため、どこの医療機関も急募している状況ですが、需要のピークは2025年までであり、そこからは年々需要が少なることが予想されます。また近年では、大学や専門学校など乱立により、今後は需要に対して医療職の人材が多くなり、供給過多になる可能性が非常に高く、失業者が出る可能も十分あります。また失業は仮に逃れたとしても、供給過多になれば、雇用条件も年々悪くなる可能性があり、昔は簡単に職場を移ることが出来ましたが、今後は職場を変えることで給料が極端に下がる可能性があり、気軽に転職すらできない状況になる可能性が高いです。


●医療関係の養成校の乱立

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看護師の養成校に焦点を当てると、慢性的な人手不足が続くなかで、看護大学の新設ラッシュが進んでいます。2013年度には新たに18大学で看護学科を新設され、これによって全国で200を超す看護大学・学科が誕生しています。
看護大学はもともと数が少なく、1989年度にはわずか11大学、入学者の数も500人程度でした。ところが看護師不足を背景に、年々増加し続けて、2014年度にはなんと228大学にまで急増(2014年1月時点)。入学定員も2万人近く溢れています。


20年間で約20倍の増加はハッキリ言って異常です!


日本の大学の数は、約750校であり、そのうち看護学科を持つ大学は228大学あるとすれば、実に大学の3校に1校は看護学科を持っていることになります。また少子化によって生徒が集まらずに閉校となる大学がある中で、看護学部の突出した増加の背景には、少子化による大学経営の悪化も関係していて、学校も所詮は一般企業と同じで経営があって運営されています。当面、売り手市場が続くだろういう安易な目先の利益戦略で看護師などコメディカルの養成学科を設けているに過ぎません。


現在は看護師等のコメディカルが不足している点や資格が安泰という考えを持つ人が多く、需要と供給がマッチしているため、学校経営は成り立ちますが、いずれこの歯車を大きく崩れ、廃校になる大学や専門学校も増えてくると思います。


●コメディカルの年収推移

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画像:データから見る理学療法士の平均給料と満足度について
https://sgmbibouroku.net/archives/603


2004~2012年までのコメディカルの年収の推移ですが、個々の職種によって給料の単価が異なるので比べることはできませんが、看護師はほぼ横ばいであり、その他のコメディカルは年々給料が下がっていることが分かります。今後はどのコメディカルも年収が横ばいか下がることはあっても今後の現状を踏まえると年収が大きく上昇することは難しいと思われます。


●働き方の見直し

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ここまで2025年問題を皮切りに医療従事者に対して悲観的な内容を記載していますが、ここからは今後の対策について述べていきたいと思います。まず大前提として述べたいのが、これからの時代は既存の仕事がなくなり、そして多様化するということです。


昔は電話交換手、エレベーターガールなどの職業がありましたが、今の時代には存在しない職業です。これからは人工知能の台頭で既存の仕事がなくなると言われていますが、実は人工知能が開発される前から既に時代の移り変わりと共になくなる仕事というものは、存在していました。それがこれからは人工知能の発達と共にただ加速するに過ぎません。


そして仕事が多様化するということは、今まで趣味でやっていたことが仕事になるような時代になっています。例えばYouTuber、Instagrammerなどは元々は趣味で動画や写真をUPして,個人で楽しむためだけのツールでしたが、YouTubeなどでは数年前から収益化され、稼げる人は月収が年収程の方もいると思います。もちろん年収程度稼げるのは、一握りの方だと思います。でもやり方次第ではどんな人でも小遣い程度の収益は可能だと思います。


これからも仕事が多様化していく流れが加速していくことは、間違いないと思います。特に終身雇用制度が崩壊寸前の日本社会においては、今後も会社にしがみ付いて定年を迎えるまで在籍するというスタンスは、全く通用しない時代になっていくと思います。


何が言いたいかというと、会社の給料をあてにした生き方はもう通用しない時代になるということです。
そして自分自身で稼げる能力を養っていくことが必要になるということです。


特に医療業界で働いている方々は肩書きに縛られている方が多く、その職業の中で一生働いて終える人がほとんどだと思います。仕事好きで誇りや遣り甲斐を感じて働いているのあれば、素晴らしいことだと思います。でも遣り甲斐や生きがいだけでは絶対に生活はできません。


別の仕事に変えて、これから伸びる産業に転職するとまでは言いません。まず今の既存の仕事を継続しながら副業として何かをやってみる。YouTube、Instagramme、blogでもメルカリの転売でも何でもいいからまずはやってみる。
やってみることで誰でも小遣い程度なら稼げるツールは必ずあります。また仕事終わりや休日を利用した在宅ワークやセミナーなどを開いて副業として稼いでる方も沢山います。きちんと確定申告すれば全く問題はありません。

いずれ副業自体も解禁される企業も増えていくことになり、今後は本業と副業を掛け持ちするダブルワークが主流になる時代が来ると僕自身は確信しています。


医療従事者は専門職がゆえに専門的な知識があって、勤勉で真面目な方が多いと思います。しかし、専門外の分野に関しては、一般職の方に比べても、知識が不足している印象があります。言葉は悪いですが、専門職はバカが多い。


決して医療職を否定している分けではありません。
僕も医療人の端くれなので、業界の内情や仕事の辛さや過酷さは十分把握しているつもりです。


だからこそ仕事を頑張っているのに経済的に報われない思いをして欲しくない。
そのために仕事の合間を縫って僕自身もブログで色々と発信しています。


僕から言えることはまず何でもいいからまずは、色々と行動してみて下さい。
そして行動したらその行動を継続してみて下さい。
この2つを継続することで劇的に人生は変わると僕は思ってます。

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