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思考力の重要性!

今回のブログでは「思考力」について解説していきたいと思います!


〇思考力とは?
思考力とは、簡潔にいうと「考える力」です。では考える力とはなんでしょうか。それは頭の中のいくつかの情報から関係性を見つけ出し、新たな情報をつくりだす力です。つまり、思考力とは考える力、点と点を繋げる線を引く力とも言えます。
引用元:思考力を高める11の方法|思考力を低下させる「我慢」https://mayonez.jp/topic/2049


思考力=「考える力」ですが、ここ数年で社会全体でこの思考力が減退していると僕は思ってます。ここで言う思考力は自主的に考えられる力のことを表してますが、自主的な思考力が足りなくなっていると僕は思います。例えば、仕事で後輩が先輩に仕事のやり方や手順を教わります。そしてやり方や手順を身に着けて1から10まで言われた通りのことは実施できても、指示がないと行動ができなかったり、先輩や上司に許可を取らないで自己完結できる物事でも自己判断ができずに確認するような方が多いと思っています。



日本では、仕事をする上で「報告」「連絡」「相談」のホウレンソウの3っが大事と教えられており、僕も大事だと思っています。ですが正直に言えば上司でも先輩でも仕事ができる人とできない人がいるので、自分よりも大して頼りにならな場合は「報告」「連絡」「相談」のホウレンソウをしたところで具体的な解決案などは生まれるはずもなく、自己完結した方が良い場合が多いです。


誰しもがこの様な経験をしたことがあると思いますが、日本の場合は必要以上にホウレンソウを求めすぎている傾向が強く、個人の思考力や自主性が欠如している印象があります。これは日本の教育システムに問題があるからだと僕は思ってます。まず自分よりも年齢が上=経験値が豊富と判断され、その人の能力値は年齢で判断されますが、これが大きな間違いだと僕は思います。確かに年齢が上だと先に経験しているから当然ながら経験値は豊富だと思いますが、当たり前ですが年齢=経験値が豊富=頼りになるとは限りません。


〇年功序列システムの崩壊

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日本は年功序列で年齢・年数で人を評価する風潮が未だに根付いており、能力や実力で人を評価できない年功序列がシステム化していることが大きな問題であり、世界から大きな遅れをとっています。でも今回のコロナウイルスがきっかけでその流れが変わりつつあります。世界を代表する企業であるトヨタ自動車が年功序列のシステムを廃止し、来年度からは人材の能力で評価するとの声明を発表しております。
引用元:日本経済新聞電子版https://r.nikkei.com/article/DGKKZO64429590Q0A930C2TJ2000?s=6


今後はこの流れが加速していき能力で評価する完全な実力社会に移行していくことになると思います。従来通り大した仕事ができないのに課長などの役職についている管理者は能力がないならリストラの対象になることでしょう。対照的に能力がある人材は成果・結果を残すことができれば、その評価がしっかりされると言うことです。


これから能力がある人材はチャンスが沢山あると僕は思います。しかし、今の現状を見てると物事を自己判断で判断して行動できる人達は少ないと思います。仕事では、上司や先輩の言いなりで合わせるだけで自分の意見がない人達やプライベートでは、周りが家を建てるから、周りが結婚してるから何となく世間がそうだからで合わせる人達など仕事でもプライベートでも先輩や上司あるいは世間帯に流されている人が大半で「自主性」が欠如しています。



これからは自主的に行動できるための「思考力」が極めて重要になっていきます。その思考力を持つ為には、まずは常識を疑ってみること、そして世間帯流されないで自分の考えや意思を生み出せるかだと思います。


令和時代は今までの常識が通用しない「完全な実力社会」です。その中で生き残っていく為には、実力を身につけていくことですが、まずは「思考力」を身につけて自分の意思や考えを確立していくことが第一歩だと僕は思います。

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