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新型コロナウイルスのワクチン

今回のブログでは「新型コロナウイルスのワクチン」について記事にします!


4.5月に入り新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが止まらず全国的に増えており、収まる気配がなく全国的に猛威を振るっています。

○全国の感染者数

引用元:新型コロナウイルス感染症情報まとめttps://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207

東京、大阪府、京都では1日平均で1000人以上感染者が増えており、緊急事態宣言が延長されてるほかに北海道、沖縄、三重県では1日平均で500人以上の感染者がいることから緊急事態宣言の手前の蔓延防止策が発令されています。(2021.5.12時点)


去年の2月より北海道が緊急事態宣言を発令してから政府があらゆる方法で感染防止策や感染対策を国民に呼びかけていますが、効果は今ひとつで感染者拡大が止まらないのが現状です。


そんな中で日本も今年よりワクチン接種が医療従事者を皮切りにスタートしましたが、メディアの報道ではワクチンの有用性のみならず、重篤な副作用や死亡例も取り上げていることからワクチンに対してメガティブに感じている人も多く、僕自身も不明確な点も多いため今回は新型コロナウイルスのワクチンをテーマにしました。

○コロナワクチンと従来型ワクチンの違い

引用元:新型コロナウイルス感染症情報まとめttps://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207
コロナワクチンは従来のワクチンとは違う手法で作られていて「mRNAワクチン(メッセンジャーRNA)」と言われています。
従来型のワクチンは鶏卵法と言われていてニワトリの卵にウイルスを培養させ、無毒化したものをワクチンとして投与していました。


これに対してコロナワクチンはコロナウイルスの遺伝子配列を解析した「mRNA」を体内に打ち込みそれを免疫細胞が記憶することで、抗体が新型コロナウイルスの攻撃から保護してくれます。


従来のワクチン開発では、本物のウイルスを培養していたため、開発・製造にとても時間がかかりましたが、この仕組みでは、ウイルスの遺伝子情報から“遺伝子の設計図”のようなものを作ることで安全にすばやくワクチンが製造できるようになりました。 

○日本でのコロナワクチン接種スケジュール

引用元:新型コロナウイルス感染症情報まとめttps://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207
新型コロナワクチン接種は、2月17日より先行医療従事者を対象に開始されております、政府発表の計画によると、6月上旬までに480万人の医療従事者全員の接種、7月末までに3600万人の高齢者への接種を完了する予定でしたが、大幅に遅れています。


ワクチン不足や高齢者の接種予定が殺到して各自治体での対応が不足しているのが主な原因であり、このまま遅延すれば一般人の接種は秋頃になる可能もあります。

○コロナワクチンの種類と有効性

引用元:新型コロナウイルス感染症情報まとめttps://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207
コロナワクチンは全部で4種類のワクチンが開発されています。ファイザー、モデルナ社の「mRNA」型のワクチンやアストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソンの「ウイルスベータワクチ」型が世界で流通しているコロナワクチンになります。


日本国内で現在承認されているのは、ファイザー社、モデルナ社のmRNAワクチンです。アストラゼネカ社製やジョンソン・エンド・ジョンソン社製は『ウイルスベクターワクチン』と呼ばれる、無害化したウイルスに遺伝子をのせたDNAを組み込んで投与する別のタイプのワクチンです。


mRNAワクチンと比べると有効性でやや劣る結果がでていますが、一般の冷蔵庫で保存可能で扱いやすい利点があります。日本でも今年の2021.2月に申請済みで国内の治験で健康上問題なければ、今後使用される可能もありますが、海外諸国ではワクチン接種後に血栓が出来やすいとの報告があり、国内では使用を見合わせています。またジョンソン・エンド・ジョンソン社製ワクチンは1回、それ以外のワクチンは2回の接種が必要です。

○コロナワクチンの副反応

引用元:新型コロナウイルス感染症情報まとめttps://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207
一般的にワクチンの接種後、体の中に免疫ができる過程で『副反応』と呼ばれる事象が生じる可能性もあります。これはどんなワクチンでも副反応が生じたますが、今回のコロナワクチンがは一般的なワクチンよりも副反応が強いとされています。


上記の図はアメリカで既に接種されているファイザー社製、モデルナ社製ワクチンの副反応の症状をまとめたものですが、両方で高頻度に起こった反応は「接種部位の痛み」で、70%以上に確認されています。次いで「倦怠感」や「頭痛」など全身への反応、発熱なども報告が上がっています。またこの発表から、1回目より2回目の接種の方が高頻度で反応が現れていますが、それらの反応のほとんどは数日で軽快へ向かっています。

○ 日本でのコロナワクチンの副反応

引用元:新型コロナウイルス感染症情報まとめttps://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207
日本でも同じく接種部位の痛みの頻度が翌日の発生で最も高く(90%)、倦怠感(16%)や発熱(3%)が確認されています。少なくとも接種翌日にはなんらかの副反応の出現を予期しておく必要があると思われます。ただし、いずれも平均的に3日間程度で回復が報告されています。

○ アナフィラキシーショックについて

引用元:水島耳鼻咽喉科
https://mizushima-ent.com/
アナフィラキシーショックとは、体が拒絶反応を起こす物質であるアレルゲン(例えば蜂なら蜂の毒)などが体内に摂取された際に、複数の臓器でアレルゲンに対する過敏な反応が生じることで血圧低下や意識障害を起こしてしまうことです。


この「アナフィラキシーショック」はワクチン後に引き起こる場合もありますが、日本では症状の出た人は投薬や経過観察で、全員回復したと報告されています。またアナフィラキシーの多くは接種後15~30分以内に生じるため、接種後は会場で最低15分は安静に待機し、スタッフが体の反応を観察して迅速に対応できるように対策が取られています。なお、万が一ワクチン接種による健康被害が生じた場合は、国の救済制度による補償が受けられます。
引用元:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/

○コロナワクチン接種後の死亡率
5月6日時点でワクチン接種回数は医療従事者等が3,954,834回、高齢者等が242,629回接種されている。そのうちの19人(4月末現在)がワクチン接種後に何らか理由によりお亡くなりになっている。


先月19日から23日までにファイザーのワクチンの接種を受けて死亡したのは77歳から101歳までの男女8人に関しては、接種後の5日後までに脳出血や肺血栓塞栓症などを起こしている。


ワクチン接種と死亡の因果関係に関しては、厚生労働省は接種との因果関係について「死因に関する情報が不足していることなどから評価できない」としており、先月27日までに接種を受けた高齢者や医療従事者合わせておよそ228万人のうち、死亡が確認されたのは合わせて19人となりました。


19名の中には20代で亡くなられた方もいて、これだけの情報だとワクチンが関連してると疑いたくなる内容です。ただ77代から101歳であれば、年齢的にも何らかのご病気で亡くなるリスクはあるのでワクチンが原因とは言えません。しかし、接種後の数週間でこれだけの人数が亡くなっていることを考えるとワクチンが直接の原因でなくてもワクチン接種後に何らか理由で循環器系に異常を来して、脳出血や肺血栓症を引き起こした可能もあるかもしれません。


日本では承認が見送らせているアストラゼネカ社のワクチン接種で血栓ができ易くなるとの副反応が確認されています。
引用元:アストラゼネカのワクチン接種で血栓” 医学雑誌に論文掲載 
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210410/amp/k10012966931000.html%3Fusqp%3Dmq331AQRKAGYAcPjwtyZo8L2hgGwASA%253D

日本で既に承認されているファイザー社やモデルナ社では、血栓ができ易いなどの副反応は確認されていませんが、死因が血栓に起因したものが多いため全く無関係とは言い難い状況です。ここで架空の話をしても厚生労働省が死因が特定できないと発表している限りワクチンが直接の死因とは断定することは難しいでしょう。少なくともワクチン関連で亡くなられた方がいることは事実として受け止めなければなりません。

○ワクチン接種の判断について
ここまでワクチンの「副反応」や「リスク」を説明してきましたが、ワクチン接種を決めるのは中々難しく大多数の人が悩み、考えていることだと思います。
 
まず年齢、職業、家庭環境によって様々な人がいるので判断は個々人で変わって来ると思います。基本的にワクチン接種は強制ではありませんが、勤め先で強制するような「パワハラ」や同僚や先輩などの同調圧力で半ば強引に接種を受けた人もいると思います。


最初的には自己判断で接種を「受ける」か「受けないか」の判断を下さなければならないです。あくまで僕個人の考えですが、ワクチンを「打つのも」も「打たない」のもどちらも正解だと思ってます。副作用を許容できる人は打てば良いですし、無理なら辞めるで良いと思います。大事なことは同調圧力に流されたり、会社の命令で仕方なく接種を受けるのではなく、しっかり自分で考えた上で接種を受けることです。
  

僕自身は接種を受けるつもりです!
別に職場から強制を受けたわけでもなく、同調圧力に屈した訳ではありません。自分でリスクとメリットを考えた上で判断しました。もし同調圧力や会社の強制で接種を拒否したいのに打たなければならない場合はそんな会社は辞めてしまいましょう。


ワクチンに関する情報には誤情報も沢山あり、情報が錯綜しています。情報をきちんと自分で整理して最後は自己責任で接種を受ける判断をしましょう!


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