見出し画像

『ゼロから考えるリーダーシップ』〜その② リーダーシップを育む〜

こんばんは!
新年度も始まり、気持ち新たに仕事に臨んでおります!!!

今回は、『ゼロから考えるリーダーシップ』の続きです。
リーダーシップがいかにして育まれるのかを、
自分なりに理解したいと思います。

自分の得意分野を生かして、他者に影響を与える。
p.11

chapter3では、宮本武蔵の『五輪書』を引き合いに出し、
1つの才能を大事に育てていくことの重要性を説いています。
髙橋潔先生は、苦手ではなく得意に集中して伸ばすと言う考え方を大事にしていらっしゃるようです。

chapter1では、サマーキャンプによるアメリカのリーダーシップ教育を説明しています。
自分の持ち味を生かして他の人をリードする経験を、アメリカの子どもたちは積み上げており、自然とリーダーシップを体得しているようです。
確かに苦手を克服することを重視する日本の教育とは一線を画していますね。

現場の中で自分が出せる持ち味は何でしょうか?
躯体工事や外装工事などの工種なのか、はたまた安全管理や品質管理などのQECDSなのか…。
品質管理が得意な人だけが工事をリードしてしまうと、工程や安全など他の項目が疎かにならないでしょうか。
リーダーシップは一人だけのものではなく、みんなで持ち寄るものなのかもしれません。

〜リーダーの役割は、「ビジョンを描き伝える」こと〜

昨今当たり前のことかもしれませんが、リーダーシップを語る上で、ビジョンは欠かせません。
しかし、ビジョンは出来上がるまでが一番大変だと思います。
今の自分の人生にビジョンがあるかと言われると、「ありません!!!」が正直な回答になります…。

ビジョンというのは、リーダーの頭の中に突然、前触れもなく、直感的に浮かんでくるものである。
p.38

こう言われてしまうと、運ゲーなのか!?と思ってしまいますね…笑
髙橋潔先生の考えだと、他の人には出せない自分らしい考え方、自分が心の底から信じている考え方をカタチにすることで生まれるとのことです。
この考え方が正しいのなら、全ての人にビジョンが存在することになりますね!

またビジョンは理性や論理ではなく、共感が大事だと語ります。
ここをもう少し深めるために、STEM教育ではなく人文科学だと主張する『センスメイキング』も読んでみたいなと思いました。

いかがでしょうか?
リーダーシップとは何かについて、少しは理解できた気がします。
しかし、肝心のビジョンを育むためには、それ相応の人生経験や十分な内省や教養が必要です。
リーダーシップは奥が深そうです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?