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💔ウマ娘を知らないで書く【スペシャルウィーク】

「これ、めちゃくちゃ揉めるなぁ」

1999年の年度代表馬決める時、みんなそう思ったよね。4歳同世代がそれぞれの道を歩み、結果を出したもんだから、「もー、完全に好き嫌い」の世界になっちゃって。きょうはスペシャルウィークの話なので彼だけ抜き出すと、AJCC、阪神大賞典、天皇賞(春)と3連勝し宝塚記念でグランワンダーに完敗。僕的にはここの3馬身差が映像的にもマイナスの印象を後々まで引きずった気がするんだよ。ハンサムでスラットしてエリートっぱいけど、武骨さにかける。みたいな。で、秋にさらにビックリの惨敗。なんと京都大賞典で7着…ここから天皇賞(秋)までの復活ストーリーはスポーツドキュメンタリー番組で特集されたほどすごかった。中2週でマイナス16キロ、白井調教師「最強」と言われる所以!みたいな感じ。天才エリートが本気出すと強いんだよ的な。返す刀でジャパンカップ勝って、で、「あの」有馬記念ですよ。グラスが勝ってるかなぁ?って今でも言ってる人もいるし。まぁ、天下のJRAスーパー写真判定システムがそう言ってるんだからそうなんだけど…で、結局年度代表馬はエルコンドルパサーっていう…あ、エルコンは大好きなのでいつかゆっくりと。

「きさらぎ、弥生で、皐月は見えたか!」

 武豊、悲願のダービー制覇のパートナーなのに、なんかそれ以外のことばっかり思い出すんだ。黒鹿毛の馬体に美しき流星、紫の勝負服が似合う。3歳時は、きさらぎ、弥生と連勝し、塩原アナが「きさらぎ…」の名調子!なのに、皐月賞はセイウンスカイに敗れる。って、この世代の国内産馬もエグすぎる。みんな言うけど、「ライバルが多すぎる」「ライバルのキャラが濃すぎる」「ストーリーがありすぎる」これが、スペシャルウィークが愛される理由なんだろう。そして、問答無用のダービー。「夢を掴んだ武豊!」一旦これで完結するんだけど、秋は菊花賞負けて中2週でジャパンカップで直線ヨレて3着。昔話すると老害扱いされるけど、当時の府中のダービーとかジャパンカップとか、大欅の向かいくらいから「動け!」とか大声出し過ぎで直線とか耳痛くなる。そりゃ、ヨレるよね。とにかくヒーローだった。傷だらけのヒーローだった。
個人の感想なので怒らないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はどの馬にしよーかな。

父  サンデーサイレンス
母  キャンペンガール
母父 マルゼンスキー
〈主な勝ち鞍〉
ダービー、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンカップ

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