💔ウマ娘を知らないで書く【ゴールドシップ（白いの）】

「キャー」by細江さん
　いつもはグリチャで観ているのに、何でＣＸを観ていたのかは思い出せない。でも、お陰で淑女の（笑）悲鳴を聞くことができた。２０１５年の宝塚記念の話だ。その瞬間典ちゃんが笑ったのもカメラに捉えられている。結果は１５着、１２０億円が「２秒でパー事件」である。「引退式ステップバック写真撮らせません」まで、ダラダラ書きます、期待せずに。

　デビューから北海道で３戦し、札幌２歳Ｓでは２着。休養挟んで今は無きラジオNIKKEI杯も２着。この時期は「力のあるドタドタ系差し馬」って感じで、まだ気性の問題とかは出てきなかったような気が…で、共同通信杯では前目に付けて、上がり３３.３で勝つ。はっきり言ってこれが後に「邪魔」になるわけ。「府中問題なし」とか「府中むしろ得意」「高速馬場にも対応」みたいなイメージが、馬券購入者を悩ますのであった（笑）。で、「ゴルシワープ」の皐月賞を勝って、ダービーは内があくわけないので大外ぶん回しで５着。で、ここから休養挟んで４連勝（菊花賞と有馬含む）！で、「ゴルシ時代到来！」と世間はなるわけです。そして、単勝１.３倍に支持された天皇賞（春）で５着。内だけローラーで固めたとか色々噂はありましたが、とにかく負けたのです。

　この辺りから「ゴルシ被害者の会」が全国各地に結成され始めました。（半分嘘、半分ホント）で、被害者の会の方々が買わなくなった宝塚は２番人気で優勝。で、被害者の会の方々が再び信じた京都大賞典（単勝１.２倍）で５着と、ひと時代前なら京阪電車が…で、前記した共同通信杯のこともあり「府中に苦手意識なし」と判断されたジャパンカップで２番人気１５着。府中の居酒屋が安いメニューしか売れない事態になったのです。

　そしてこの辺りから新聞各紙でも「気性」「集中力」というキーワードが散見され始め、陣営は「飽きさせない」「ジョッキーを変える」などあの手この手でゴルシをやる気にさせようとするのです。結果、岩田父が乗った阪神大賞典と典ちゃん初騎乗の宝塚を勝ち、何となく結果を出すのです。つまり「高速馬場はダメ」「鞍上がバレるとダメ」「阪神は走る」「まくるけど、まくるかどうかは気分次第」的なキャラに仕上がっていったのです。そして被害者の会を筆頭としたファンは親しみを込めて「白いの」と呼ぶようになりました。

使用例）
A「札幌記念って何出るの？」
B「白いの」
A「あとは？」
B「ハープスター」
A「白いの誰乗るの？」
B「典ちゃん」
A「なら、大丈夫か。白いの洋芝走るし。白いの頭の馬単だな？」
B「せやな、白いのからゆうがの一点だ」（結果２着…）

　で、その後、栗東ロデオショーや宝塚ズンコ失神事件を起こし、引退レースは向正面から動き場内を沸かせたわけです。結論はゴールドシップはゴルシに進化し、最終的には「白いの」という馬を卓越した存在なので人間が決めた勝ちとか負けとかという陳腐な尺度に興味がないのです。引退式では集合写真を撮ろうとすると後退りし決して人間と並ばないぞという強い意志を示したのです。

　引退後も種牡馬成績には興味なく、ＳＮＳなどでどんだけバズるかという観点で過ごしています。

個人の感想なので怒らないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はどの馬にしよーかな。

父　　ステイゴールド
母　　ポイントフラッグ
〈主な勝ち鞍〉
皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念、天皇賞（春）
阪神大賞典✖️３