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お着物散財日記 3 夏着物

前回アップしたのはいつだったのか。。。こういうまめなことが継続できないのが自分の弱みですね。

今までは「夏に着物なんて。。。無理!!」と思っていましたので本当に訪問着一枚、フォーマル帯一本だけ。「どうしてもの場合のお助けセット」として持っていたのですが、普段着の着物に目覚めた今年は大変なことになってしまいました。

着物は琉球絣、宮古上布、明石縮、帯は麻、上布、首里織、とひと夏でこんなに買ってしまいました。当然ですが、夏の襦袢、パナマ草履、籐籠バッグ、麻の日傘、などなど夏のマストの備品も入れると大変な数(散財)に。。。

それでも夏に着る着物は透け感があってとても優雅です。着てる本人は熱中症寸前でも、周りの方からは「涼しそうで素敵ですね~~」と声をかけてもらえます。

ワクチン接種に着物で行ったところ、周りの女医さん方が「あら、素敵~~」「いいですね~~」「夏のお着物、良いわ~」と仰るので、きっと女医さん方も機会さえあれば夏着物を着たいと思われるのですよね、と確信。

今年は沖縄返還50年の節目だったこともあり、琉球の織物(特に夏物)にお着物好きさんたちの熱~~い視線が集まっていました。手仕事の素晴らしさ、そういう手仕事の職人をサポートすることなど毛ほども考えない教養も文化も頭に無い政治家の皆様がた、Cool Japanとか言ってる間に本当にCoolなJapanは絶滅しようとしています。

沖縄の喜如嘉の芭蕉布を再興された平敏子さんが今年の夏亡くなりました。現在ご高齢の職人さんの持つ技はこれからどんどん絶滅です。

私は絶滅危惧種(=着物)に投資を続けます。良いものがなくなる前に手に入れたいものですね。

この夏、リサイクルと新品併せていくら散財したのかな。。。250くらいか。。。合掌



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