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ひだりごと vol.2



こんばんは、左頬です。


ツイッタランドや世間に溢れる哀しいニュースを見ていると「今日も世界はクソまみれ」と心の中にUDIラボの中堂系が現れます。

直接口に出すには少し荒めの言葉ですが、自分の代わりに中堂系さんがどこかで言ってくれているだろうことを想像するだけで、ちょっとデトックスになりますね。



前回に引き続き、なんでもない話をします。

まもなく10月。はやい。
食欲の秋、ということで食にまつわるちょっとしたことを3本ほど。


普通に過ごしていてもしんどい世の中です。
心穏やかな話をしましょう。




体調が悪い日に何食べる?の話


わたしは昔から大っっ変に腸が弱く、なにを食べてもお腹を壊したり、なにも食べなくともお腹を壊したりします。

一年を通してお腹の調子が良い日の方が少ないので食事に気をつけざるを得ないのですが、そんなわたしの味方はいつだって雑炊です。


雑炊。 それは、やさしさ。
雑炊。 それは、限りない愛。


あんなにも温かな存在を他に知らない。

おかゆでもいいんですが、いや本来おかゆの方が身体的には良いと分かってるんですが、

・・・味がついてる方が好き(子供)なので。


そんなある時、雑炊を食べていてふと思ったのが

そういえば海外の方は体調が悪い日に、一体なにを食べているんだろう?

という疑問で。


そもそも、お米やうどんを召し上がらない文化の方にとって「回復食」的なものって何になるのかなぁと思ったんですよね。

欧米の方って肉食イメージだし、体調悪い時もまさかステーキなのか…?という疑問を抱えて、天下のGoogle先生で調べたところ今回も秒速で回答を見つけました。


どうやら最も代表的な回復食は、チキンスープだそうです。

チキンスープストックを鶏肉を割いたもの、野菜、麺(エッグヌードルが多い)で煮たもの、とのコメントがありました。

えっ、めちゃくちゃ美味しそう!!


でも体調悪いのにお肉ってちょっと消化悪くない?とか勝手に心配したのですが、愚問でした。

欧米人の体質はアジア人に比べると、肉を消化する酵素を多く出す体質らしく、もう遺伝子レベルで身体の構造が違うらしいです。凄いぜ。


いろいろ見ていても基本的にスープ、という回答が多く、キャロットジュースをテイクアウトするとか、ヌードル(フォーとか)を食べる、みたいなのもありましたね。

いちばん笑ったのは、欧米で入院することになった方が「病院の食事で最初のうちはいろんな種類のスープだったのに、6日目にいきなり骨付き肉が出てきた」と報告されていたことでした。


明日の朝も、わたしは雑炊を食べます。



海のミルクとは?の話


ちらっと先ほどの話にも続くのですが、わたしは今まで28年間生きてて、生牡蠣を食したことがありません。

お腹が弱い、ということも理由のひとつ。

もうひとつの大きな理由が、アルバイトを始めた16歳から退職する去年まで11年間ずーっと飲食業の世界に携わってきたので、そもそも生の二枚貝を食べられなかった、ということです。

社内規則で生牡蠣禁止でした。もしもあたって感染しちゃったら恐ろしいことになるからね。


焼いている牡蠣も一応出来る限り避けてきたので、わたし「牡蠣の味」が分からなくて。

友人たちが目の前で食べている姿を見てインタビューするのがお決まり(迷惑)なのですが

「口の中が、もはや海」
「ちゅるんってしてて、ぷりってしてる」
「他にこんな食べ物があるのか、いやない」
「美味しい以外の言葉が見つからない」


・・・???

顔の大きさくらいある牡蠣を口いっぱいに頬張って悶絶する彼女たちは、答えを教えてくれやしませんでした。

でも、とりあえずめちゃくちゃ美味しいんやろうなってことは伝わった、ありがとう。


牡蠣って、なんなん?

っていう想像に未だ答えが見つかることなく、「海っぽい味の美味しそうな貝」という程度にぼんやりしています。

そもそも海のミルクってなによ。
そのキャッチコピー(?)誰が考えてん。


わたしの身体が生牡蠣に対応できる日はまだまだ遠そうなので、生牡蠣の味を教えてくださる方を募集しています。

あ、ハマグリは大好き。




我が家の晩ご飯時間の話


これを書いている現在(20時半)、わたしはまだ晩ご飯を食べていません。

父の帰宅を待ってから一緒に食べるので、我が家の晩ご飯は21時を過ぎてから、が基本です。


父は1時間半ほど通勤時間があり、どうしても帰宅が遅くなってしまうので自動的にこうなるのですが、これは今に始まった話ではなくて。

父母が離婚する前から、共働きだった両親に合わせて我が家の晩ご飯はもうずっと21時を過ぎてから始まるものでした。


幼稚園からわたしはクラシックバレエを、弟はサッカーを習っていて、そもそも18時〜21時の時間に家に誰かがいることがほぼなく。

たまに休みが揃って19時前とかに晩ご飯を食べ始めると、21時くらいに家族全員めちゃくちゃお腹が空くという。笑


なので、18時にはすでに晩ご飯を食べる家庭もあるということを知ったときの衝撃たるや。

18時て!うそやん!
寝るまでにまだ4時間以上あるやん!

びっくりしました、ほんとに。


もちろん21時を過ぎてから食べるより、早いに越したことはないと思います。

慣れてないと絶対胃がしんどいので。
あとシンプルに太ります。

でも、18時に食べても21時にお菓子食べちゃうからさ。むしろプラスっていうか。


一般的にはおかしいかもしれないけど、毎晩父とふたりでやいやい言いながらドラマを観て晩ご飯を一緒に食べる21時過ぎを、わたしはすごくたのしみにしています。

晩ご飯を一緒に食べるひとがいる、ってしあわせのカタチのひとつだと思う。

一人暮らしの時、それが一番寂しかったなぁ。


お腹が空いてきました。今日は蕎麦です。





といった、食にまつわる3本の独り言でした!


それでは今回も最後に、最近見つけて素晴らしいなぁとびりびりきた文章を添えて終わります。

せっかく「食」括りにしたので、そんな名言を。



さくらんぼといえば初夏の貨幣といっても差し支えないわけで、私は一時的にせよ、財をなしたも同然なのだ

(SHARPさんの寸評恐れ入ります、より)



・・・・・・センス!!!

SHARPさんは日々のちょっとしたツイートも言葉選びが本当に面白くて味わい深くて、きっと凄く頭が良い(頭が切れる)方なんだろうなぁと思って見ています。寸評も毎回素晴らしいので是非。

長文も読んでみたいなぁ、なんて思いつつ。



秋の虫が奏でるきらきらころころに癒されながら、左頬でした。


               (2020.09.17)

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