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落ち込んだ時に、立ち直るには

それを充分に味わいましょう。
「えっ⁈ よけいに辛いじゃん!嫌だ~」
と思った方、
落ち込むのは「良くない、嫌なこと」と
思っていませんか?

実は、
落ち込むことは、
次に、いいことが起こる前兆

この世界は
プラスとマイナスの物事が
バランスよくあることで、
均衡を保っています。

良いことばかりとか
悪いことばかり
ということは
普通は続きません。

落ち込むことが
起こったということは、
次に
気分が上がることが
起こるということ。

嬉しいこと
楽しいことなど
気分が上がることが
待っています。

そう考えると、
落ち込みも
そんなに悪いものではない
と思えてきませんか?

落ち込んでいる内容が
ぐるぐるして
頭から離れずにしんどい時は、
「次に起こる、気分が上がることは何だろう」と
楽しい想像に切り替えるように
してみましょう。

落ち込みが起こる時は、
それまでに
がんばりすぎて
休みが必要になっていて、
心と体が休むために
起きていることも
結構あります。

落ち込んでいる時は
元気も落ちています。

そこで無理して
気分をあげようとすると
ものすごく
気力も体力も消耗します。

だから、まずは、
無理して
気分を上げようとするよりも、

ちょっと休んで、
その落ち込んだ心を
大事にしてあげてみましょう。

「辛くて見たくない」
その気持ちはわかります。
誰だって嫌です。
痛いし、苦しいもの。

「見たくない。感じたくない」
一刻も早く
なくしてしまって
気分を上げたい。

それは、落ち込んだ心もそう。

落ち込んだ心は
しんどさ、つらさを
感じています。

それを見ないようにして
「そこに居てほしくない」と
存在すら否定し、
「落ち込んでるあなたは嫌!」
「さっさと上向いて!」
などといじめてしまうと、
心はいつまでも
傷ついたまま

本当は休みたいのに
疲れた体に鞭打って
がんばり続けなければ
ならなくなります。

その傷は、
放置されたままだと
癒されず、
治ることがないまま
いつまでも残ります。

傷は、
早めに手当てして
治してあげると、
回復も早いです。

まずは
落ち込んだ心の声を
聴いてあげて、
「そっかそっか」「そうなのね」
「それはしんどいね」と、
その感じていること・思いを
あたたかく受け止めて
慰めてあげましょう。

共感し、寄り添われ、
「大変だよね」「大丈夫」
とねぎらい、ケアされることで、
心は癒され、
回復に向かう力を
もらうことができます。

そうすると
回復が早まるので、
より少ない
落ち込み時間(=休む時間)で
復活しやすくなってきます。

十分に満足し、回復するまで
落ち込む時間がとれたら、
心は自然に上向いてきます。

落ち込んだ時は、
気分を上げることを焦らず、
心の本当の声をしっかりと聴いて
大事にしてあげることから
始めてみては
いかがでしょうか。

ただし、
落ち込みや傷が深すぎて
見るのがとてもしんどい
という時は、
傷がある程度
自然に癒えるまでは、
無理しないでくださいね。

自力では難しいと感じたら、
無理せずに
専門家の力を借りることを
おすすめします。













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