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中央本線と小海線で行く 甲州ワインの旅🍷

みなさんこんにちは、ひだまり66です✋
今日10/1と言えば・・・「日本酒の日」ですね🍶
このブログでも日本酒研究所シリーズを書いておりますので、筆者が日本酒好きなのは多くの方々に知られていることかと存じます笑
ただ、あくまでも”日本酒を極めようとしている"ということであって、普段ビールやワインももちろん嗜んでおります🍷
ワインに関しては特に海外製のものではなく、日本ワインを好みます。日本はフルーツが自慢の都道府県が数多くあるので、近年はぶどうが原料のワインのみならず、リンゴやゆずなどその土地の特産物がワインとなっているのでそれもまた興味深いお話です(*^_^*)

ということで日本酒に比べるとかなり”にわか”にはなってしまいますが、2021年の秋に甲州ワインを求めて旅に出た時の記録を辿ることにしました。
(日本酒の日なのにワインの話かーいwww とツッコミが入るかもしれませんが😅)
決行日は2021/11/27です!

日本ワインの聖地、勝沼へ

まだ日も昇らない時間帯から中央本線の列車が出る豊田駅にやって来ました。中央本線の列車は高尾始発が圧倒的に多いですが、一部列車は豊田車両センターからの出庫を兼ねて豊田発や八王子発も存在しています。
八王子から特急「かいじ」を利用すれば、半分くらいの時間で目的地まで到着できますが、筆者はそこで課金するような男ではありません。
のんびりと国鉄型の列車、211系に揺られながらワイナリーの宝庫とも言うべき勝沼の入口、勝沼ぶどう郷駅へとやってきました🍇

まだ朝の9時です🌤

駅からワイナリー密集地まではかなり距離があるので、ここからはタクシーで目的地まで向かいます🚖
今回、事前にワイナリー見学と有料の試飲プランを申し込んでいたのがこちらのワイナリーです!

「まるき葡萄酒」さん!!

こちらは現存する日本最古のワイナリーとなっていて、1891年創業の老舗の醸造所となっています🏠

日本最古とは思えないほど洒落た外見です

今回は有料のワイナリー見学+テイスティングプランを申し込んでいましたが、無料で試飲ができるワインもいくつかあるということだったので、見学ツアーが始まるまでの間今年の新酒を含めた5~6種類のワインを試飲させていただきました😋
そして見学ツアーが始まると、まずは原料となるブドウが栽培されている畑に案内されます。

一面に広がるブドウ畑と奥に連なる山々が幻想的

ツアー中はもちろん、ブドウの品種による製法の違いや味の特徴を解説いただきながら畑を巡るので、もはや大人の社会科見学です笑
鉛筆とノート、クリップボードを持ちながら話を聞きたいくらいでした📕
べーリーA、デラウェア、シャルドネ・・・ワイナリーならではの単語が次々と飛び出してきます(素人感満載のコメントwww)
畑を軽く一周した後は、いよいよワイナリー見学でしか入ることのできないエリアに入ります。屋内にある製造機器類は写真撮影ができませんでしたが、ガイドさんは「まず、ブドウが収穫されるとこの機械に入ってブドウを潰します。そしてその後はこちらの機械に移して・・・」とワインができるまでの過程を懇切丁寧に教えてくれました!
そして最後はワイナリーを代表するお部屋にお邪魔します。

部屋いっぱいの樽📸

入室するとすぐに木の香りが漂います🌲 このアトリエ風の独特な香りが堪りませんv(^_^)v
樽は遠くから見ると同じ大きさに見えますが、ひとつひとつを見比べてみると少しずつ形が違って見えるのもまた、樽が手作りということを象徴しています。
樽の表面には年、月、日がそれぞれ記載されていて中のワインがどれだけ熟成されたものかがひと目でわかるようになっています。
30分程度の見学ツアーが終了すると、最後はテイスティングツアーとなり、テーブルに数種類のグラスがセッティングされた部屋に案内されました🍷
ここでは有料ツアー参加者限定で少しリッチな赤・白ワインと古酒を堪能することができます。
午前中からこれだけのお酒を味わえる、なんて幸せなことでしょうか😚
既に無料の試飲コーナーでたくさん試飲していますので、午前中なのにふわふわした心持ちになってしまいましたzzz

信玄鶏でちょっと贅沢ランチ

電車の時間が近づいてきたので、名残惜しいですが最後に試飲で気に入った2種のワイン(赤・白1本ずつ)を購入して、小海線の始発駅である小淵沢駅に移動します🚖
と、その前にお腹も空いてきた頃なので、甲府駅で途中下車してランチを済ませてから向かうことにしましょう!(ちょうど乗る列車が甲府止まりの列車だったので)

ランチはこちらのお店でいただきます。

提灯が下がっているレトロで和風の外観

本来はディナータイムがメインのお店のようですが、ランチ営業もしているということだったので今回はランチでお邪魔します😚
甲府と言えば・・・ 「ほうとう」と言いたいところなので筆者が苦手なのでここはランチメニューの人気ナンバーワンと掲載があったこちらのメニューをいただきます!
※ほうとうに関する詳しいエピソードはこちらで公開しております▼

信玄鶏の親子丼🐔

なんとボリューミーな親子丼でしょうか!?
真ん中には追い”卵”が乗っかっていることでとろーり感満載ですが、”だし”がしっかりとした味わいなのでむしろそれらが調和して絶妙な味わいを醸し出しています!(拙い食レポですみません・・・笑)

甲府駅と言えば、武田信玄公

小海線、完乗の旅へ!

さあ、今度こそ小淵沢駅に向かいます。
ところがこの区間は中央東線の難所のひとつでもあり、普通列車の本数が少ない区間に相当します。
しかも乗ろうとしている小海線の列車は、特急「あずさ」と接続を取るダイヤとなっていたので、極力避けたいところではありましたが、やむを得ずこの短区間で特急に課金する運びとなりました・・・😭
わずか30分という短い時間の乗車で小淵沢駅に降り立ちます。
もともと接続時間は約7分でしたが、ちょっとあずさが遅れていたので、速やかに階段を渡って対岸ホームの小海線に乗り換えます🚶‍♂️

今回の車両はキハE200形です

さあ、終点までの乗車時間は約2時間半の長旅が始まりました!
ところで、小海線は何かで有名な路線なのですが、みなさんはご存じですか?
正解は「JRで最も標高が高い駅がある」です!
それが野辺山駅になります▼

最高峰を表す表示がありました

この辺りは星空が有名な地区でもあるので、小海線には夕方から夜にかけての観光列車「HIGH RAIL 1375」という列車も走っていますので、今度小海線に乗る時はそちらにも乗ってみたいものですね( ^o^)ノ
この野辺山駅を過ぎると列車は徐々に下っていく形となります。
ここで、恒例の音鉄コーナー🎵
実は乗車している”キハE200形”ですが、ちょっと凄い列車なんです。デビューは2007年とそれほど新しい車両ではありませんが、世界で初めて営業運転したシリーズ式ハイブリッド車両で3両しか製造されなかったレア車両なんです!
まあ、簡単に言えば、今あちこちで走っているハイブリッドカーの列車バージョンといったところで、ディーゼルと電気を両方使って走るので完全な気動車よりは燃費が良くて環境にやさしい作りになっています。
そうすると何が起こるかというと、ひとつの車両でディーゼル車の「ガガガガガガ」という加速音と電車の「ウイーン」というインバータ音が同時に奏でられるという不思議な感覚に陥るのです!🚃

そんな感じで音鉄を堪能していれば2時間半なんて何のその!
列車はあっという間に終点の小諸駅に到着いたしました。

なんと11月なのに雪

写真でもお分かりの通り、列車から降りると多少吹雪いているではありませんか!まだ12月になってないのに、さすがに長野は寒いです笑
こうして高原列車の旅は終了となりました。
列車の長旅後のご褒美は・・・
やっぱり、風呂鉄名乗ってますからね、温泉ですよ!笑

きのこ三昧ディナーと○○で行く展望露天風呂!?

今回は小諸駅の近くにあるちょっと変わった旅館に宿泊します。

時間的にもお腹が空いたので、まずは食事とまいりましょう!!!
今回は秋らしく、”信州きのこ会席プラン”を予約していました🍄

前菜からメインまで本当にきのこづくしです笑
お品書きを見ると一目瞭然

ご覧の通り、焼きのこ・きのこの茶碗蒸し・きのこ鍋・・・
信州牛のステーキ以外はほとんどきのこが登場と言っても過言ではありませんでした!🍄🍄🍄
そしてもう1つ、この旅館で特別なのが大浴場です。
なんとケーブルカー🚠に乗って、展望風呂に行くという前代未聞の展開ですよ😲

ちゃんとしたレールを上っていきます
これだけみると何だか不気味な鉄の箱

ケーブルカーのりばに案内の人は常駐していないので、完全セルフでの運転となります。自分でドアをロックして、車内にある赤いボタンを押すと出発します!
ガタガタガタガタ
鈍い音を立てながら、ゆっくりとお風呂がある位置まで上がっていきます。

せっかく盛り上がってきたかもしれませんが、さすがに記事も長くなってきたので、絶景露天風呂の感想を含めて続きは次回とさせていただきます笑
諸事情により2日目は別タイトルでのご案内になりますが、理由は公開されてからのお楽しみということで✋

🚠それではまたお会いしましょう🚠