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電気を使わず雪を解かす夢のようなコンクリートが開発されたぞ

今シーズンの米沢市の最深積雪は74cm。1mを切ると気分的に「楽だった~」と感じるね。累積降雪量は平年の735cmに対し347cmと約半分。

良かったのか悪かったのか判別しにくいのがスキー用品。20年前の板で滑っているが今シーズンだけで板の裏が傷だらけになっていた。自分ではブッシュを極力避けたつもりだったのに…。ただ、年数が年数だけにショックはほぼない(笑)。ようやくそのダメージをきっかけに買い替えようと思ったところに物価高。嗚呼~

何も最新機能が追加されたわけじゃないのに昨年同モデルで2万円アップ! しかも3月上旬まで徐々に値下がりしていたのにも関わらず、中旬頃にはまさかの値上げ。シーズン終了間際に値上がりとはどういうことじゃ!?

でも、そんな謎現象のおかげで私のスキースタイルを見直すことができた。結果的に狙っていたモデルとは違うベストな買い物ができたと思う。来シーズンは道具の助けによってもう1段階上のレベルに到達するぜ。

自己発熱するコンクリート

アメリカのドレクセル大学が興味深い研究をしている。簡単に言うと、コンクリートに流動パラフィンを組み込み、温度が低下したときに加熱が引き起こされる現象を応用したもの。詳しくは以下を見てみてね。

5cm以下の積雪なら熱エネルギーで完全に解かすことができるスグレモノ。一番の利点は雪を消すのではなく凍結路面をつくらないことだろう。これだけで融雪剤を撒く回数を減らせるしスリップ事故も起きにくくなる。

除雪車の出動回数が減れば道路のダメージも自ずと減る。そして春先に傷んだ路面を補修する費用も発生しない。除雪車のオペレーターは年々減少しているので文明の利器に頼るのも生きる道。

人口減少化は日本だけの問題ではなく先進国どこでも。だから日本の政策が悪いからではない。「増え過ぎたら減る」という生態系のバランスだろうからカネを掛ければ解決できるってもんじゃない。

現実的には難しい人口を増やす努力をするより、減った状態でも生活に困らない社会をつくるよう早くシフトしたほうが合理的では。

昔の米沢市は寒くなかった?

置賜の女王

米沢市の戸塚山古墳から発掘された通称:置賜の女王。古墳時代が現在の四季と同じだったら竪穴式住居に住んでいられるのかって話。凍え死ぬよ。

毎年雪の重みで住居が潰れるようなところに普通住まんでしょ。でも、成人の人骨が見つかったということは住んでいた証。だから当時の米沢市には四季がなかったのではと推測する。今の沖縄県くらいの平均気温だったら竪穴式住居でも生きていける気がするけど。

最近耳にする海水面上昇。温暖化と同じでいつを基準にするかで話が変わる。縄文時代では東京は海の中。長い地球の歴史で海水面は推移してきたわけだ。「南極の氷が解けている」は事実だが本当にヒトのせいなのだろうか? 地球という一つの生命体で考えれば揺り戻しの一時と考えてしまう。

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