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他人と比べた時点で不幸は始まる

いや~読書の秋は忙しい(笑)。先月末に伊坂幸太郎さんと東野圭吾さんの新刊が同じ日に発売。そして今日は『SPY×FAMILY』明日は『MFゴースト』が発売される。一冊毎じっくり楽しんで読んでいこうっと。

まずは伊坂幸太郎さんの『777』
私が大好きな殺し屋シリーズの4作目。決して殺し屋の話が好きだからといって皆が殺人鬼になるわけではないよね。治安がいい日本だからこそフィクションの殺人事件を楽しく読めるのだ。

タイトルにした「他人と比べた時点で不幸は始まる
そう、これなんだよ。なぜか人は容姿・住宅・資産など他人と比べたがる。梅の木で生まれたのなら梅の花を咲かせればいい。例え隣に薔薇の花が咲いていて「いいな~」と思っても、どうせ咲かせられないのだから比べるだけ無駄。本書は人生の哲学書でもあるのだ。超オススメ!

次に手に取ったのは東野圭吾さんの『あなたが誰かを殺した』
加賀恭一郎シリーズの12作目。またもや東野さんの頭脳にしてやられたり。同じようなページ数なのに伊坂さんの本より読了までの時間が1.5倍かかっている。それだけ何度も本を閉じて推理している時間が長かった。それでも犯人は当てられない。我が家に金庫はないけど、あったなら本書のような隠し場所もアリだね。

お薦め小説家

施術中たまに訊かれるので初めてリストアップしてみようと思った。いかにも私の性格らしく統一性がなく捉えどころのない顔ぶれ(笑)。計算したことはなかったが、まぁわりと男女バランスよく読んでいるんだなぁ。以下は全作読破した作家のみ載せる。敬称略・五十音順。

・有川ひろ
・池井戸潤
・伊坂幸太郎
・石田衣良
・犬塚理人
・小川糸
・恩田陸
・加納朋子
・夏川草介
・原田マハ
・東野圭吾
・百田尚樹
・万城目学
・三浦しをん
・道尾秀介
・宮部みゆき
・村上春樹

私にとって小説とは非日常な時間に浸るためのアイテム。現実(仕事)も大事だが、時にはフィクションの世界にどっぷり浸からないと脳内のバランスが悪くなる。現実逃避の時間は誰にでも必要だと思う。

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