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公務員は情報モラルを守れるのだろうか

5年前の7月にバイクを買い替えた。そして、今月はかったかのようにバッテリーが上がった。まるで一昔前のソ○ータイマーのようだ。その日、自宅からは何も問題なく出発。銀行で用事を済まして再度エンジンを始動させようとキーをひねるがインジケータは反応しない。ん~困ったぞ。バイク屋さんまで押していくシーンを想像するも元気いっぱいの太陽を見上げて却下。

よし、困ったときのリセットボタンだ! ファミコンでもパソコンでも変に固まってしまったら一旦リセット。バイクの場合はどこだ? 一先ずバッテリーのマイナス端子を外してみよう。初めてシート下の車載工具を取り出してみる。今までは自宅でばかり整備していたので中身は知らなかった。ほぉ~車載工具だからといってバカにしちゃいけないね。一つひとつ揃えたら総額1万円近いくらいの工具が入っていた。それでマイナス端子を外し、もう一度繋げてみる。で、キーをON。するとインジケータが復活。よっしゃ、これで最低限バイクを押す必要はなくなったぞ。

久しぶりに聞いた「マスク外してください」

後日バッテリーを新品に交換し問題解決。今年はいろいろな更新サイクルに入ってくる。運転免許とマイナンバーカード。いずれも5年サイクルなのだ。こんな私が15年間ゴールド免許とは奇跡としか言いようがない。運だけで生きている。今まで何度も危ういシーンがあったが上手く回避してきた。

30分間の講義を聞いて真新しい免許証を手にした。どうやら交付まで2回マスクを外すようだ。旧免許証の顔と一致しているかと顔写真の撮影で。で、これが皆んな真面目で確認が終わるとすぐにマスクするのね。一回外したんだからもういいじゃん、と心の中でツッコんでみる(笑)。マスク外すといきなりウイルスが活性化するわけ? 自分自身の体調不良で風邪引いているだけなのに他人へ疑いの目を仕向けるなんていい作戦だな。世界一マスク率の高い日本が世界最多の陽性者数になった。そろそろ気づこうよ~

5年サイクルのハシゴ

次に向かったのは市役所。マイナンバーカードの更新手続き。ほとんどの方が取得してから1~2年という中、私は結構前から利用していた。免許証と違うのは電子証明書の更新のみ。10年間カードや顔写真はそのまま。『電子証明書の有効期限』欄の西暦2022年を消しゴムで消して2027年に書き直しただけ。次の5年で運転免許証のように新カードへ切り替えとなる。

マイナンバーカードは個人情報を国に知られたくないという理由で申請しない方が多いようだ。それは勘違いかな。別にマイナンバーカードを取得していなくても国が一声かければ私程度の個人情報なんて丸裸だろう。たかが知れている資産情報がバレたとてどうってことはない。

問題は個人情報にアクセスできる人のモラル。以前関東方面から米沢の学校へ赴任された方より信じられない話を聞いた。初日、生徒へ自己紹介していると「先生、子ども2人いるんだよね~」と。(何で知ってるの?)「俺の母ちゃんさ市役所に勤めていて先生の個人情報調べてもらったんだ」唖然として言葉も出なかったそうな。


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