ゆとり あそび

日本語は、見事だ
音が伝えてるイメージを互いに共有することができる

ただ、ひとりひとり
バックグラウンドが異なり、体験してきた人生が異なり
目指しているところがことなると
その、解釈がまったく違うものになってくる

それこそが豊かさ
それこそがかけがえのなさではあるものの

誤解やすれ違いが起きる大きな由縁、源でもある
残念ながら

たとえば、我慢
がんばり

たとえば、辛さ
苦しさ

たとえば、嬉しいこと
ありがたいこと
楽しいこと

伝えあい、わかちあい、応えあわせ
コミュニケーションが必然な訳だ

かけがえない生命の、ひとの営みに
かかせないもの

それは、ゆとり
それは、あそび
揺れ幅のようなもの
癒しの余白
存在の伸びしろ

そのゆとりが、違いから生じる誤解に彩りを与えてくれる
違いの見事さに面白さを感じられるこころを
育ててくれる

想い出し気づくことが出来る

ひとり、ひとり、別々の「ひと」として
分かたれて産まれ存在しようという選択がなされていることを

そもそも「違う」のだ、ということを


人間として在ろうと
していることの本当の意味を

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