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比田井通信 第850号(敢えて時間をかける)

比田井通信 第850号(敢えて時間をかける)
(2024.1.27発行)

本日のヒダツーは
「報告」「お知らせ」でございます。

まずは、
「高校生が選ぶ掛川文学賞」授賞式
でございます。

昨年の大河ドラマでも登場した掛川城のすぐ隣にある「掛川市立中央図書館」が会場でした。

まず授賞式。
高校生が司会を務めます。

開始前、
正幸さん、司会の子に近づいて
「もし、緊張したらオレを見て。
 ニヤニヤしとくから(笑)」
と声をかけます。
この「ニヤニヤ」は本を読んだ人ならわかりますよね。この日、高校生の間で「ラブ・ニヤニヤ」は合言葉だったそうです。

こういうところ、流石ですよね。
我武者羅應援團の総監督時代とまったく変わっていません。
ゲストで来ている場所でも、少しでも良い会にするために自分にできる精一杯のことをやります。

とはいえ、高校生です。
掛川市内の四高校の代表です。
お客さんがたくさんいて、
きっと十分なリハーサルができたわけでもない状態で目の前には自分たちが選んだ本の著者が座っているんです。
キンチョーしないわけありません。
メチャメチャ緊張しているのがこちらにも伝わってきました。

もう会場中の雰囲気としては
「ガンバレ!」という雰囲気です。

なんとか授賞式も無事に終わり、

正幸さんのスピーチです。

選んでくれた高校生に笑顔で
「ありがとう」を伝えます。
この「ありがとう」の意味は
「僕の作品を選んでくれてありがとう」じゃないんです。
今回の「高校生が選ぶ掛川文学賞」には5作品がノミネートされました。
選んだのは図書館長さんや掛川副市長さんからなる選考委員の皆さんです。

その5作品を市内4校から集まった高校生の選考委員13名が話し合いで掛川文学賞を決めたんです。

当初、予定していた時間は2時間。
ところが2時間では決まらなかったそうです。
普通なら「時間ですから、多数決で決めましょう!」となりますよね。

でも、彼らはそこから1時間余計に話し合って合計3時間の選考会議で決めたのが「おかげで死ぬのが楽しみになった」なんです。

正幸さんこう言ってます。
「周りから見たら、それこそ遠回りで
 コスパも悪い。
 タイパも悪い・・・かもしれないことにこそ大切なものが宿ると信じています」

正幸さん、この本を書くのに
6年半かけましたからね。
どれだけ、タイパコスパも悪いんでしょうね。

でも・・・、だからこそできた本なんです。

正幸さんは「敢えて時間をかける」という同じ道を選んでくれた高校生に
「ありがとう」を伝えたかったんです。

翌日の静岡新聞と中日新聞の記者さんもこの名言を記事にしてくれていました。


どうでもいいことですが
2つ目の記事の写真に私が小さく写っています(笑)

正幸さんの名スピーチのあと、
高校生徒の交流会

高校生徒の交流会
優しく、そしてアツく高校生に語る遠未真幸さん

つづいて、シンポジウム
「世代を繋ぐツールとしての本」

あっと言う間の2時間だったのですが・・・
最後に選考委員を務められた掛川副市長の石川紀子さんがご挨拶をされました。

掛川市初の民間公募女性副市長の石川紀子さん

この石川さん、最初にご挨拶させて頂いた瞬間に「この人、違う!」と感じました。
聞くと、2年前に掛川市初の民間公募女性副市長になられた方なんです。

もう雰囲気が全然違うんです。
で・・・、この最後のご挨拶を聴いて驚きました。

石川さん、今回の「高校生が選ぶ掛川文学賞」のノミネート作品を選ぶ選考委員になってたくさんの本の中から
「おかげで死ぬのが楽しみになった」

たまたま目にとまって、
読んでみたら
「高校生に読ませたい!」
思ったそうなんです。

で・・・、当然、
「どんな人が書いた本だろう・・・」
とネットで調べるわけですよ。

その中には動画なんかもあったりして・・・
もしかしたらコレを観てくれたかもしれませんね

そしたら・・・

「あれ・・・、この人・・・
 似てる・・・・
 まさか・・・」

なぁ~んと!
石川さん、前職はNECで
みまもりロボットPaPeRo」の
プロジェクトにかかわっていて

そのときに我武者羅應援團と
コラボしていたんですって!

「えぇ~!武藤正幸さぁ~ん!
 いつのまに小説家に!!!」

というお話なんです。
しかもですよ、石川さんにしてみたら
自分が選んだその本が
最終的に「掛川文学賞」に
3時間かけた選考会議で選ばれたわけですから、こんな嬉しいことありませんよね。

さらに、最後に
質疑応答のコーナーがあったんです。

そこで出た質問が

「前職、プロの応援団をされていたということでしたがどうしても気になってしまうので、その辺のお話をちょっとお願いできますでしょうか?」

なんです。

正幸さん、高校生との交流会の最初に
「前職はプロの応援団をやってましたが、その話をしだすと時間がないので割愛します」
って言っていたのが気になったようです。

私、「ナイス質問!」と心の中で思いました。
いや、思わず声に出ていました(笑)

その質問に正幸さん、
「あっ、我武者羅應援團と言って
 もともと僕の兄が作った応援団があって・・・」

と説明をしました。

全ての会が終わったあと、
私、その質問をして下さった方に
「先ほどの質問、ナイス質問でした!」
お伝えしたところ、

その方、
「驚きました!まさか、我武者羅應援團の方だったとは思いもしませんでした!Youtubeで動画を何度も観て
 落ち込んだときに助けてもらっていたんです!子どもにも観せていたんです!まさか、その方と今日会えるなんて・・・」

って言うんです。

いやぁ~、こういうことってあるんですね。
ホント驚いたと思いますし、
嬉しかったでしょうね。

さらに言えば、
やっぱり、我武者羅應援團
やってきたことがそれだけ
大きかったということです。

もぉ、そんな話を聞けば
「どの動画観ました?
 『人生の醍醐味』観ました?

あれウエジョビなんですよ!」

と興奮しながらお伝えしました(笑)

いやぁ~、縁ですね。

さて、無事にイベントが終わって
高校生と記念撮影です。

見て下さい、この笑顔。
あれだけ緊張しながら乗り越えたこの大イベントが終わって
みんなホント嬉しそうに笑顔で写っています。

こんな姿を見たら、私、嬉しくて
やっちゃいますよ。

自撮りセンターです(笑)


超楽しかったです(笑)

あっ、その後、会場近くに
「おかげで死ぬのが楽しみになった」
思いっきり売って下さっている本屋さんがあると聞き、
正幸さんと一緒に行ってきました。

高久書店さん
見て下さい!今月のフェアコーナー
「おかげで死ぬのが楽しみになった」を思いっきりPRして下さっています!

ぜひ、掛川にお越しの際は「高久書店」さんで
「ヒダカズさんのnoteを見てきました!」とお伝えください。
店長の高木さんは上田にも縁がある方でした。

お店の2階には地域の子ども達のために
勉強部屋まで提供されていました。

秘密基地感あふれる勉強部屋

こんなに小さな本屋さんですが

次から次にお客さんが入ってくるんです。
さきほど、質問して下さった方も早速、「おかげで・・・」を
買いに来て下さって再会しました(笑)

さぁ、さぁ、最後は・・・
そうです!掛川と言えば、
「たこまん」さんですよね!

写真は7年前のものです

もちろん、掛川花鳥園まえの掛川本館におじゃまして、銘菓「大砂丘」を買って

銘菓「大砂丘」毎日の楽しみなんです

ケーキを頂いて帰ってまいりました。
なんと、そのときの写真がコレだけですm(__)m

あまりの美味しさに写真を撮るのも忘れて帰ってきてしまいました。

実は「それでも・・・」と思いまして、
「平松会長に十数年前にとってもお世話になりまして、
 長野から、たまたま今日、掛川に来たもので寄らせて頂きました。
 今回で3回目なんです。平松会長にくれぐれもよろしくお伝えください」

と名刺をお渡ししてケーキを頂いたんです。

私が社員の皆様に講演をさせて頂いたのは10年以上も前のことですから
お若い店員さんでしたから私のことは知りません。

ところがですよ、
その数分後にその店員さんが
「平松会長と電話が繋がっています」
って言うんです。
三重の伊勢に出張で出かけている
平松社長にわざわざ連絡をとって下さり、直接、お話をすることができたんです。

店内にお一人、当時、私の講演を聴いて下さった方もいらっしゃって、「あの時はありがとうございました!」なんて言って下さって、お店の外にまで出て見送って下さったんです。
(写真を撮り忘れました(涙))

そぉ~んな、「ご縁」だらけの「掛川」行きでした。
正幸さんの「おかげで掛川に行くのが楽しみになった!」です(笑)

それにしても「縁」とはよく言ったものです。10年以上前のご縁がいろんなところで繋がるんです。

タイパコスパだけでは
計り知れない「縁パ(ご縁パフォーマンスの略)」がこの世の中には
間違いなく存在します。

「縁パ」を得るには時間がかかります。
でも、タイパやコスパを遥かに凌ぐパワーがあります。
「敢えて時間をかける」、大事ですね。

あぁ~、長くなってしまいましたが、
大事なお知らせがあるんです。

「縁パ」と言えば、

この方との「ご縁パフォーマンス」は凄いですよ。
2004年にたまたま、東京でお聞きした講演が以来、
いまだにメチャメチャ、仲良く指せて頂いています。

そうです!
私の二人目の師匠。
木下晴弘師匠です!

その木下晴弘師匠が本気の新刊を
2月21日にリリースです!

タイトルは
人生の見え方が大きく変わる
「対」の法則
です。

人生の見え方が大きく変わる「対(つい)」の法則

木下晴弘師匠曰く
「最後の本のつもりで書きました」
だそうです。それだけ本気で書いた本です。
きっと木下晴弘師匠の人生が詰まったほんなんでしょうね。

しかも、本日(1/27)より予約スタートなんです!
こんな本です↓

お知らせ、まだおわりませんよ。
その木下師匠がそこまで気合を入れて書いた本ですからね、
弟子の私が応援しないわけにいきません。
もちろん、やります!

シブ読 3月2日(土)決定です!

予約は2月2日からスタートです。
ぜひ、3月2日、渋谷で会いましょう!!!

まぁ~だ終わりません!

その木下晴弘師匠が
2月20日にウエジョビに来ます!

この情報、まだウエジョビのHPにも載っていないんです。
なぜか・・・、
この研修は教育現場で働く方限定の研修会なんです。
ですので、一般の皆様はご参加いただけないんです。
(いまのところは・・・)
ただ、もしも、もしもですよ。
お席が空いているようでしたら
「一般の方もOK!」となるかもしれません。

ですので、一般の方で
先生向けのお話でも聞きた~い!
という方、ちょっとお待ちください。
でも、スケジュール帳には書いておいてください。

逆に、教育に関わる皆様であれば
どなたでも参加頂けます。
小、中、高の先生方
専門学校、短大、大学の先生方、
塾や予備校の先生方
どなたでも参加頂けます。

ウエジョビで行う、
木下晴弘師匠の教員向け研修、
久しぶりです。
ご予約はコチラです↓
https://forms.gle/z99pA1VXQZ6S2updA

お待ちしています!

■■木下晴弘先生講演会「魂を揺さぶる本気教育」■■

1.日時 2/20(火) 13:00~16:30(開場12:30)
2.場所 上田情報ビジネス専門学校 1号館6階6AB教室
3.主催 長野県専修学校各種学校連合会東信支部
     上田情報ビジネス専門学校
4.内容 木下晴弘先生「魂を揺さぶる本気教育」
 第一部「あり方」編
   本当のリーダーシップとは何か
   ~最高のクラスを創るために大切な5つのこと~
 第二部「ワザ(やり方)」編
   生徒がやる気になる伝え方
   ~授業の要となる「話術」と集中力を生み出す「板書術」~

5.対象 小中高校教師、専門学校・大学教師、その他教育関係者
6.申込 添付チラシをご確認の上、WebもしくはFAXでお申し込みください。 
7.その他
 駐車場はございません。近隣有料駐車場をご利用ください。
 中央パーキングをご利用の場合、100円割引となります。駐車券をお持ちください。
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さぁ、明日は中野に喜多川さんが来ます!
来週はヒダカズが長野で炎上覚悟のお話をします!
2/20には木下師匠がウエジョビに来て
3/2は木下師匠と渋谷でトーク&サイン会
4/5は入学式で佐藤芳直師匠が来ます!
4/13は大愚和尚とコラボです。

忙しくなってきました!
それではまた来週!

■■喜多川泰氏講演in中野■■■
~1冊の本との出会いで人生は変わる~
日 程:2024.1.28(日)
    開演13:50( 開場13:20 )終演15:45(予定)
会 場:中野・下高井教育会館(長野県中野市一本木455)
詳細・申込はコチラ↓
https://note.com/hidakazu/n/nde84a418287e

■■一般参加可能なヒダカズ講演■■■

長野上水内幼年教育研究会主催ヒダカズ講演
日 程:2024.2.3(土)14:00~15:30
会 場:長野市立南部小学校視聴覚ホール
テーマ:「ヒダカズ的『自己肯定感』論」
きっと「賛否両論」。「炎上覚悟」のお話をします(笑)。
いつものヒダカズと違うヒダカズを観たいあなたにおススメ!
参 加:無料
予 約:下記サイトよりご予約下さい
https://note.com/hidakazu/n/nd5557e7aef9a
問合せ:090-5395-1794(上原様)

●R6/2/14(水)長野県上田市/13:10~15:10/上田看護専門学校講堂/入場無料/問合せ 上田医師会上田看護専門学校kango@ueda-kango.ac.jp

■■【信州大愚塾withヒダカズ】のお知らせ希望■■■
日 程:2024.4.13(土)13:00スタート
会 場:上田市サントミューゼ小ホール
定 員:316名
参 加:3000円(全席指定)
予 約:下記サイトよりご予約下さい
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=49093
※ヒダカズ個人の主催です。ウエジョビへのお問い合わせはご遠慮ください
※「信州大愚塾」にご興味のある方にメルマガ「信州大愚塾通信(通称:タイツー)」を不定期にて発行しています。ご希望の方は下記フォームにてご登録下さい↓
https://forms.gle/DcMBDvvVqHthmCbe6
※すでに「信州大愚塾 通信」が届いている方は登録の必要はありません

■■YouTube【ヒダカズのココロの授業 講演編】■■■
【「変えてもらおう」では変わらない】

■■FM長野「ヒダカズのココロの授業」■■■
【自己肯定感にも2種類あります】
(2023.10.4放送)
大愚和尚の著書「自分という壁」によると「自己肯定感」には内面的なものと表面的なものの2種類があるそうです。このお話がホントにふかぁ~いんですが、納得なんです。

※ラジオのバックナンバーはコチラ↓
https://studio.youtube.com/playlist/PLO-3byDd4EWmqe_IAtPlo8DcYJEoEfTG6/videos

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