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【世界を見て本質を】千本倖生氏講演レポート

第二電電株式会社(現在のKDDI)の創業者の一人である千本 倖生氏の講演会に参加してきました。この講演は起業家に向けてのメッセージ伝えるというものでした。フリーランスの私も非常に収穫がありました。この講演は次の言葉で締めくくられた

「世の中の人を見ろ。この世には3通りの人間に分けられる。」

1. 騒ぎに対して何が起こっているかわからない。
2. 騒ぎに対して的確な分析判断が出来るが本質を見抜いていない
3. 騒ぎに対して本質を見抜きリスクを取って立ち上がる

この講演では3つ目の「騒ぎに対して本質を見抜きリスクを取って立ち上がる」人にどうやればなれるかをベンチャー企業を題材として説明されていました。



広い視野で課題を見つめて挑戦し続ける

日本の問題に対して日本の中で考えては行けない。
世界でどういう仕組で動いているのか?日本の中だけで考えていても本質が分からない。

千本 倖生氏は第二電電株式会社を立ち上げられた時の話を交えながらこう語られました。

第二電電株式会社を立ち上げる以前は電話料金は今では考えられないほど高かった。世界基準から見てもやはり電話料金は高かったためベンチャー企業を立ち上げて世界基準の通信サービスを提供する第二電電株式会社を立ち上げる。この時の事業プランは3ヶ月かけて300ページを越す計画書にもなったそうです。


挑戦し続けるには?

挑戦には問題がつきもの。
問題に向かい合うに当たってどう向き合うかを話されましたが長くなるんので箇条書きで紹介します。

・高名で広大な使命感を持つ
・多くの人に届くミッションを設定する
・社会や人々が求めているものを探す
・誰にも負けない努力をする
・大きな目標をたてる
・使命感をモチベーションにどんな問題にも怯まない
・古いものを新しくする
・私利私欲をすててミッションにあたる
・一人でやってはいけない(マネージメントチームを作る)

少し精神論的になっている所もロジカルに説明されておりましてそのうち2つを紹介していきます。


一人でやってはいけない(マネージメントチームを作る)

「人はオールマイティーではない。自分やチームを補う人を探そう」

凄く共感致しました。
例えば、WEB制作会社で『営業チーム』『制作チーム』に別れている事が多いと思います。

このチーム内でもチームが細分化され『制作チーム』を細分化すると『デザイナーチーム』『コーダーチーム』『エンジニアチーム』『ライターチーム』などに別れます。

このようにマネージメントチームを作り細分化してより幅広いチームを作る事が大切です。

千本 倖生氏は会社はステージよって求められるマネージメントが違うと指摘しており、多様なチームを作る事の重要性を話されていました。


大きな目標をたてる/高名で広大な使命感を持つ

大きな目標を立て高名で広大な使命感を持つには自分の世界でもの見ない事。
自分の世界でものを見ないためには視野を広げてものをみることです。

周りの人はどうやっているか?
自分の地域の人はどうやっているか?
日本ではどうしているか?
世界ではどうしているか?

このように徐々に視野を広げて行きましょう。

繰り返しになりますが、
世界でどういう理屈で動いているか考えなければ本質は見えません。
しかし、世界を知る前に自分の考え、日本ではどう動いてるかを分析して世界と対比する必要があると思います。


まとめると・・・

・ビジネスプランは準備周到にしよう
・考え方を作ろう
・マネージメントチームを作ろう
・最後にリスクをとる

こうおっしゃられてました。

これも納得です。
準備を周到に行わないリスクはただの博打も一緒です。


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