草ポケ好きが考える【オーガポンみどりのめん】
これを書いているタイミングはCL札幌2024の前ですが、今年の大型大会は既に出場できない事が濃厚なので、こいつと出たかったなーと思うデッキを書き残しておこうと思います。
さて、どんな山にしようかしら？
まずオーガポンが扱える子なのか確認。
エネ加速しながらデッキも掘れるナイスな性能！進化じゃない分、アカシックセンスより掘れる枚数は少ないですが、こいつはたねポケモンである事を活かして、ボタンで回収しながらデッキを掘れたり、実は器用な事が出来る1枚だと、テキストが発表されたタイミングで思っていました。
エネ加速と手札補充というメリットはありながら、アタッカーとしての評価はいまいち。テキスト自体はクエスパトラexと同じ内容。以前クエスパトラexを握っていた事もありましたが、主力にするにはパワー不足は否めません。となると、この子はサポートとして扱いたいんですが、いかんせんエネを自分に加速しないといけないという点がデメリットに。
となるとオーガポンと同タイミングで出たこのヤバソチャ辺りをアタッカーとして採用するのが普通の流れだとは思いますが、ずーっと草ポケを見てきた私からすると、この子は戦えない事は無いけど、継戦能力は低いよなと。
デメリットなく攻撃できて、オーガポンの自分へのエネ加速を活かすアタッカーいなかったかなーと思って思いついたのが
リククラゲexでした。ジムバトルとかで使ってるとほぼ100%テキストを確認されるこのポケモン。
特性は、このポケモンがいる限り、エネルギー(草に限らずです)がついている自分のポケモン全員は相手のポケモンが使うわざの効果をうけない。という防御よりの特性で、持っているわざは、自分のベンチの草エネルギーがついているポケモンの数x40ダメージ追加となります。
つまり、ベンチポケモンに草エネルギーが1枚以上つくと、わざのダメージが上がり、わざの効果も受けなくなるという恐ろしいテキストだったりします。打点ラインは80、120、160、200、240、280がスタンダード環境のラインになります。通常MAXで280。崩れたスタジアムが貼られているとMAX240。この打点をデメリット無く出せるのがメリットです。
今までのリククラゲexは上記のチェリムの特性で草エネルギーをベンチに加速していたのですが、進化ポケモンである事。ルールを持つポケモンにはつけられない事がネックになって、進化できなくて何も出来ないであったり、ベンチ狙撃やダメカンバラマキに弱かったりしていましたが、これと同じ役割をHP210のオーガポンみどりのめんが出来て、かつ手札の補充も出来る補完の高い組み合わせになると思って山を作り始めたってのが始まりでしたが、ここでちょっと向かい風。
小粒キラーなテキストを持ったドラパルトexが環境にはびこり始めます。こいつの何が向かい風かというと
環境にあるリククラゲexの進化元であるノノクラゲさん。なんとHP70がいないんです。そのほとんどがHP50か60。エボリューションで進化させられればなんとかなりそうですが、エボリューションを使うという事はエネがノノクラゲについてない状態なわけで、ナタネの活気で加速するか、オーガポンからエネルギーつけかえを使うかなど、攻撃に対するギミックが多くなるのが玉に瑕で、そこはノノクラゲを複数おけるかどうか勝負しかないかなと、まずは組んでみることにしました。
※5/3追記
と思っていたんですが、リククラゲexに進化出来てさえいれば、草エネをノノクラゲに貼れば守れるんですよね。オーガポンは勝手に草エネがついていくんで、ドラパルトexは正面に200置くしか出来ないマシーンになってむしろ辛そうでした。デヴォも効果無いですしね。
かがリザは知らね。
デッキリスト
ざくっとこんな感じ！カードそれぞれに関して書いていきます。
採用カード・採用したいカード
オーガポンみどりのめんex
ノノクラゲ
リククラゲex
この3種類に関しては、最初の項で説明した通り、エンジンと継戦能力のあるアタッカーとしての採用です。
アヤシシV
場にエネルギーがあるなら採用しておきたいフィニッシャーの1枚です。リククラゲだけで戦い切れると思うなら無くても良いと思います。
ちなみに、このデッキは、、、
こいつがマジで苦手です。リククラゲ以外全部が止まります。
テツノイサハex
テツノイバラ単への対抗策。も気持ちちょっとだけあるんですが、後攻1ターン目からのアタックを目指す場合に扱いやすい1枚です。
確実なサーチカードがないので、安定感に欠けると思えば外しても良いと思いますが、後攻1ターン目のラピッドバーニアからの180打点で対戦終了って選択肢が残るのもメリットになる場合があります。
が、デメリットの方が多いので、デッキコンセプトを体感するためには外しても大丈夫な1枚だと思います。
リククラゲ
エクで悪さの出来るこのカード。スタンだとささる場面は少ないんですが、それでもピンポイントで狙いたいデッキがあればこの1枚を採用しても良いと思います。リククラゲっているだけで働く特性があって良いですよね。でも、結果的に特性持ちだらけになるので
こいつが物凄く重くなります。となると
こっちのリククラゲでコイン2回表の弱点で倒す！てな事を考えてもいいかもね！入れてる余裕作るの大変だけどね！！
ネストボール
HPの高いポケモンが多い以上、このサーチカードは4枚確定だと思います。こいつで出すのはオーガポン。徹底的にオーガポン。もしくは最終盤のアヤシシを置く役割です。テツノイサハ出しちゃ駄目駄目。
むしとりセット
このデッキで最強のサーチカードになれるかもしれない1枚。リククラゲexとテツノイサハが7枚の中に見えたら優先度は高いんです。もしくは手札にナタネがある場合にエネが2枚見えたら最高！
このカードを強く使いたいならエネの枚数増やすなりするのが良いですね。とは言え、むしとりセットでリククラゲにタッチできない場合、負けと直結する事が多いので、もう少しギミックを考えないといけないかもしれません。
ハイパーボール
採用したくなるのはわかるんです。リククラゲで殴りたいからリククラゲに触れたい。が、コストになるカードがエネになる事が多くて、だったらみどりのまいで山を掘りたいので、このカードは扱いづらい。ペパーとか採用できれば数枚入れるのはアリだと思います。
すごいつりざお
ヤバソチャexを採用していないので、エネを戻したいのが基本ラインになります。逃げエネとかも回収したいのでね。ただ、エネをためてオーガポンでどかん！ってデッキではないので、リククラゲをうまく使って戦えれば無くてもなんとかなる事が多いです。プレイに甘えが出ちゃう場合は1回なくしてみてもいいかも。
大地の器
エネの現物との選択です。ナタネを採用しているので、エネルギー転送より大地の器で2枚持ってきたいって形になっています。ナタネと大地の器でベンチのリククラゲexの攻撃準備が出来るのはメリットかなと。
なんと言おうとナタネとセットなカードだと思っています。
エネルギーつけかえ
オーガポンについたエネルギーを活用するための1枚。手張りとつけかえでリククラゲexが起動できるのも美味しいです。オーガポンが小粒を叩きたい時に1エネは手張り。1エネはみどりのまい。1エネはつけかえで0からの起動は可能なのも覚えておきたいです。
エネルギー回収
スーパーエネルギー回収
ここは好みに合わせて選択して下さい。ハイパーボールの項でも書きましたが、コストがエネになる場合が多いので、個人的にはエネルギー回収で役割は十分だと考えています。ヤバソチャでたたくわけでもないので、エネルギーを自発的にトラッシュする事もありませんしね。
トラッシュのエネルギーをもってきてオーガポンでみどりのまい。山を掘れるカードとしてボスを探したりも出来るのでとてもナイスなカードです。
ヒスイのヘビーボール
ここは私も悩みの1枚なんですが、オーガポンがサイドに落ちるとリククラゲの打点を伸ばしづらくなるので、保険として入れているのと同時に、5枚目のネストボール感覚で入れているといった所が正直な感想です。
カウンターキャッチャー
ほしいです。。。。枠を作って下さい。
特に、ベンチポケモンにエネルギーが全部つくとリククラゲexは280点。ピジョットexを倒しながら手札干渉とか出来るので、本当に欲しい。
ポケギア3.0
ボス以外のサポートは扱い用によってはドローカードしか無いのでドローをさらに安定させるために入れている1枚。
が、これが無いのに慣れている人はここをポケモンのどうぐ2枚に変えてもいいと思います。候補は3つ。
ポケモンのどうぐ候補
これをつけられるのはリククラゲexですが30の倍数である事にかわりはないので、基本的なポイントは1つ。
ギラティナのロストインパクトを耐えたい。以上。なので、環境によっては入れる必要が発生するかもしれません。
いれかえ札が無いので、必要な人は入れて下さい。
実際はエネを切って逃げてエネルギー回収から山を掘るって事をしたい場合もあるので、正面に出すポケモンを悩みたくない場合とかに必要な1枚かもしれません。
テツノイサハがロトムVを落とせるようになる1枚。アヤシシVがエネ8枚でリザードンexを倒せるようになる1枚。ですが、リザードンex相手にはアヤシシを使いたくないですよね。なので、候補の1枚。
エーススペック枠
困った時のプライムキャッチャー。テツノイサハとは相性悪し。アヤシシVとは相性良し。意外に欲しい火力は出せることが多いので裏を呼べるのはやはりメリットです。
他の候補はサバイブギプス。総HPは高いんですが、1つ1つのHPは高くないので1回耐えれるのは恩恵があります。ヒーローマントとの選択ですが、ボタンで回収しながら使う事を考えるのと、ファントムダイブのダメカンからノノクラゲを守るためにもヒーローマントの方がいいかもしれません。
ポケモン回収サイクロン。エネのついたオーガポンを回収してドローに変える時とかダメカン回収に重宝します。
マキシマムベルト。うざいハピナスexとサーナイトexへの打点補助として。基本的に330ラインまで見れるようになるので1進化でHPが高いポケモンや2進化のHP290以上のポケモンに対してに使えるので環境とにらめっこの1枚。
ゼイユ
イキリンコexを使うためのベンチ枠が無いので、同じような効果のゼイユを採用。先行でも使える弱めの博士の研究としても扱えて及第点だと思います。エネにつながればそこから手札を伸ばせますしね。意外に使ってみて使い勝手がいいなと思っての4枚です。
アクロマ好きの人もいると思います。手札プラス3枚と手札リフレッシュ5枚の差ですから。その選択でもありますが、ちなみに
おうじゃのかまえと同じ作用なので、扱い慣れてる人にはあつかえると思います。基本的には先行をとってもポフィンとかが無いので、ベンチにポケモンが並びにくいというのがあり、そこをゼイユでフォローしたい思いを忘れないで頂きたいです。
ジャッジマン
ドローエンジンがあるならナンジャモよりもジャッジマンというのが私の持論。山を混ぜる行為が相手を助ける場合もありますが、ジャッジマンの4枚+トップドロー1枚の5枚というのが、ビーダルを使わせないラインというのも序盤から終盤にかけて使いやすいという考え方です。
山を作れないピジョット型には序盤からジャッジマンでバグらせても良いと思います。なので4枚。ちなみに、ピジョットexを280で狩りながら手札干渉をするなら、カウンターキャッチャー必須だと思います。
ボスの指令
言わずもがなですね。せっかくデメリット無しの高打点など高打点ギミックが多いので、裏を呼ぶ手段は大いに越したことはないです。出来たら3枚欲しいんですが、序盤のゼイユで巻き込みやすくもなるので、難しい所です。
ペパー
入れたいサポートだったんですが、これを入れるとわざマシン等のポケモンの道具など枠を大幅に変えないといけないのと、意外にペパーをドローソースに変えづらいって言うのがあって、今回は外した構築にしてみました。
うまく扱えるなら扱いたい1枚です。
ナタネの活気
大地の器と一緒に使いたいサポート。リククラゲexがベンチで即起動するのもありますが、実はベンチポケモンに草エネルギーを加速することでリククラゲexの打点が+40伸びる点がスグリより良いと思っています。
とは言え、310ラインが必要になってきたらこの枠はスグリに変わるかもしれません。エネが多めなので、使った後にエネが来ることも多いので博打な1枚ではありますが、活きる事も多い1枚だというのが使ってる感触です。
ボタン
進化ポケモンが少ないデッキのポケモンいれかえ。オーガポンに大量についたエネルギーを回収しつつ、みどりのまいの複数回利用。打点バラマキへの回収打開策と、このデッキにおいてはメリットが非常に多いのが好印象です。何より、ドローにつながる働きが出来るのが物凄く使いやすいと思っています。出来たら後半に連発してもいいので3枚以上あっても構わないと思うくらいです。
シンオウ神殿
レガシーエネルギーが出てきてしまった以上、使えるスタジアムは無くても1枚は入れておきたいスタジアムです。スタジアムを割りたいだけならロストスイーパーでも良かったんですが、レガシーエネよ。お前が全て悪い。
ポケモンのどうぐもないので、ジャミングタワーを試してみたんですが、やっぱりシンオウの方が良いです。まじレガシー用時々ジェット用だったり。
草エネルギー
現物15。もしくは現物14+大地の器1くらいは欲しいというのがあります。最終的にはドローの回数を10回程度担保したいのと、残りはリククラゲexが2体殴る用という所で現物として14枚以上は必要かなと考えています。
各対面に関して
これに関しては、要望あれば書きます程度にしておきます。
というか、各対面に対する挙動を書けるほど、まだ対戦数が多くないので難しいというのが本音です。
終わりに
そんな感じで、オーガポンを活用してアタッカーの補助をしてみる形としてリククラゲexを相方にしてみました。
元々、闘える草ポケモンはいますが、草ポケモンだからと使うのを避けてた人にぜひとも使ってもらいたいものです。あくまでベースですし、試作段階なのでサイド2のポケモンしかいないのがデメリットではあるんですが、意外に闘えるのをわかってもらえるかなと思います。
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