河原鶸なんと読む?(答えはカワラヒワ)
松山市の城山公園でカワラヒワに出会うことができました。お久しぶり!
野鳥撮影を始めたての頃、道後公園でカワラヒワが木の実をついばんでいるシーンを撮影。その後、技量不足に悩みながらも野鳥撮影を続けられているのは、その時の感動が忘れられないからでもあります。
四国・愛媛では留鳥。手持ちの古い解説書、森川国康監修・(財)日本野鳥の会愛媛県支部編『愛媛の野鳥、あなたの出会った鳥、出会う鳥』(えひめブックス、1986年)によると
秋から冬は集団で過ごし、川原などで群れていると翼の黄色い羽の色が、灯がまたたくように揺れて美しい。
とあります。確かに、初夏に姿を捉えた時には単独行動だった気がします。
ちなみに、カワラヒワを漢字で表現すると「河原鶸」。
鶸は非常に難しい漢字…。鳥のヒワ=スズメ目アトリ科の小鳥を指すときにしか使われないようです。
カワラヒワの羽(初列風切、次列風切)にも黄色い部分がありますが、いわゆる「鶸色(ひわいろ)」で表現される黄緑色はカワラヒワの色ではなく、マヒワの色がベースなのだとか。こちらは四国では冬鳥。今冬、マヒワにも出会ってみたいですね。
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