【第1回コーチング記録】練習環境整備~初スクリムまで
前書き
Quintetのコーチとして活動を初めてnヵ月、他チームとのスクリムまでこなし、初動が終わったという感覚があるのでこれまでのまとめを書こうと思います。
これは自分用の備忘録でもあり、今後コーチとしての活動を考えている人の支援をするためのものでもあります。
コーチに興味があるという方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお声かけください。一緒に情報共有などしながら、より良いコーチングについて考えていけたら幸いです。
これまでの活動は大きく4つ。
練習環境の整備、トラブル対応を含む選手のストレスケア、対外活動(スクリム)、ミクロ指南。
初動ということもあって失敗も多かったと思います。恥を忍んで書くぞい。
1、練習環境の整備
これはコーチを任される前からやりたかったこと。
1-1、したこと
・健康観察(googleフォーム)
毎日練習前に「今日の体調(7段階)」「一言」を書いてもらう。体調が優れない選手については、更にその原因を書いてもらう。
体調はパフォーマンスに関わるからデータとして大切。
しかしその把握よりは、何かあった際に(失恋とか恋人との喧嘩とか身内の不幸とか)配慮しやすくなるという点が大切。
体調が妙に悪かったら「何かあった?」と私から声を掛けるきっかけになるのもgood
・毎日の振り返り(googleフォーム)
練習後に記入するもの。
その時点の体調と、その日のパフォーマンスを段階評価してもらう。
その後、「今日の学び」「不満だった点」を書いてもらう。
学びはそれぞれがどんなことを考えているかの把握のため。
不満点は改善したいポイントでもある。マクロ関係なら私が改善方法を調べたり、ミクロ関係なら重点的に練習させるなど、情報としての価値が大きい。
ちなみに稀にチームメイトへの不満が書かれるんだけど、これはかなり嬉しい。直接は言えないけど不満なことって誰にでもあるし、私に共有してもらうことで解消に動けるので。
・目標設定
うちのチームは元々ほとんどスタダで練習しているため、上位帯との対戦経験が少ない。
また、スタダは数値目標の設定がしづらいし、本来的な環境とは大きく違う(お試し構成とか、エンジョイ勢も多い)ので、ランクマッチをメインに移行させるよう画策。
レート1800をシーズン最終目標として設定しつつ、9月中のレート目標を1600に設定。
※目標は細分化することが大切。本当は週ごとに設定したい。
・練習動画の撮影、整理
暇なときに見返せるように録画してgoogleドライブに保存している。
見返してる人もいるっぽくて、とても嬉しい。
・「今日の座学」コーナー
一日一個豆知識を詰め込むといつか大きくなる、チリツモ作戦。
これまでに触れたのは、青バフの詳細な効果(レモータ時代)、ミュウのヤバすぎダメージ計算式、バリヤードの技効果など
1-2、課題
・自然とは定着しない
健康観察も振り返りも、書き忘れがほとんどで、直前に呼び掛けた日でもそこそこ忘れる。
しっかりと書き込む時間を取って、確実な記入を目指す。
・目標が破綻してる
スタダがメインなところが変わらず、目標に到達しそうなのはソロを回しているリーダーくらい。
ソロで上げるという選択肢をそもそも私が持っていなかったし、ソロで上げたレートに価値を感じないので目標の設定方法から見直す or フルパ以外は別垢を使わせるなどの対策が必要
・googleドライブは雑魚
15GBは容量無しに等しい。見返すにも不便だし。youtubeに移行しましょうね
・座学コーナーの継続は無理
私個人の労力が足りないし、座学コーナーの時間に人がいない(集まりがバラバラなので)。
発見が少ないので(チリツモとはいえ)、関心度も低め。それなら上位パーティーの試合一個みんなで見るくらいの方が学びも多い
2、ストレスケア
これは本当に大変。何なら私がストレス源になることも多々あるので、上手に取り組まないと足元掬われる。
個人をあんまり特定されない範囲で実例を上げていく。
・萎え落ちマクロ
△起きたこと
ダブルイリミネーション大会にて。
一敗した際に不満を口にして口論になり、大会中にα選手が萎え落ち。リザーブ選手がいたため大事には至らなかったが、とてもじゃないけど大事。
▲今後の対策
ダブルイリミネーションの大会は多々あり、一敗時に不満をぶつけるのは良くない。
負けたらその後のことを考えるべきで、過去に関する不満はぶつけても仕方がない。
モチベーションを減らす行為は断じて許されないため、今後は「どう改善するか」に重点を置いて話し合いをするよう指示。
・某コーチの無断欠席
△起きたこと
リーダーが夜勤の週であり、フルパが集まりそうにないので某コーチ静かに眠る
無断欠席が続いていたことでチームメイトに不満が溜まり、最近来ないのなんで? と言われる
▲今後の対策
連絡は大切です。信用に大きく関わるので、そういうことはしっかりしてください。
来ないなら来ないという連絡はしましょう。
・味方のミクロ不足
△起きたこと
β選手のミクロに不足を感じたγ選手が、不満を募らせる。
▲今後の対策
一朝一夕でどうにかならない問題だけど、β選手にモチベーションはある。
一度ミクロをしっかりと見直す機会を作るため、スクリムを組み、実力不足な点を本人に認知してもらうよう画策。詳細は後述
※改善は認知から始まるのだ~
3、対外活動(スクリム)
何チームかに声を掛け(嘘です1チームです)、日程調整から当日のスケジュール管理までばっちりですわよ~
と、いうわけでコクーンL100さん率いる「トキワの森」の皆さんとスクリムを組ませていただきました。
一時期遊んでもらっていたチームでもあるので、快く受け入れてもらえました。
全5試合を通して1勝4敗。向こうもこちらも色々と試しながら、何より楽しそうに対戦していました。
ランクで上位帯と当たれない問題の解決も込めて、今後も積極的にスクリムを組みたいなとは思っています。
うちのチームに興味のあるチームがいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。
・良かったポイント1、交流
意見交換や人脈の拡大に繋がることもあり、今回は交流に重きを置いていました。
開始前に一人ずつ自己紹介。時に個人への質問や茶化しを交えつつ、試合前から仲良くなれたと思います。
スクリム終了後もお互いのメンバー交換をしながらカスタムを繰り返すなど、積極的な交流が見受けられました。
・良かったポイント2、引き抜き新メンバー加入
トキワの森からRye君がQuintetに加入してくれました。
Rye君は元々私と一緒にチームを組んで大会に出たこともある選手で、「コーチのいるチーム」というものに興味があったらしく、後日詳細を聞きに来てくれました。
一旦仮加入という形でお試し参加してもらっていましたが、そのまま本加入を決めてくれました。わーい。
4、ミクロ指南
チームの実力を底上げするため。前述のチーム内ストレスの原因を潰すためでもある。多分世間的な「コーチング」が指しているところ。
スクリムの録画を通して「ここはなんでこうしたの?」「この時なに考えてた?」「ここはこうするべきだったね」と指南。
技の使い方からファイトへの入り方、コール、マクロの考え方、何故負けたか、どうしたら勝てたかの研究など。
詳細は語りづらいし、あんまり私の活動のメインじゃないのでパス。
コーチ始める時の記事でも触れてるけど、いずれ私より皆の方がミクロに秀でることになるし、自己解決できる頭を作っていくことが大切だと考えています。
私の仕事は餌を与えることではなく、餌の取り方を教え、高いところの餌が取りやすいように踏み台を作ってあげることです。
なので、餌を与えた話はあんまり取り上げません。今は私が与える部分もあるけど、いずれなくなるのでね!!
なくなるよね……?
5、最後に
当チーム「Quintet」はメンバーを募集中です。
主に23~25時の活動で、専属コーチのいるただ一つのチームです。
この記事で興味が出た人は、ぜひ体験に来てください。一度体験してしまえば、つい本加入したくなる環境が整っております(何なら今後もっと進化するよ)
ミクロは不問。欲しいのはモチベーション!
やる気があるなら伸ばす、それが私の仕事です!!
やる気のあるあなたを待っております
Quintetの今後に期待してくださる方、私のコーチ活動を応援してくださる方は、下の方から記事の購入やサポートなどしてくださると励みになります。
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