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夏の夜はアナゴで決まり 工業港周辺で極太サイズ

【2018年7月18日掲載】

 夏の石巻地方で旬の魚を語れば、アナゴの話題は必ず出る。一般的にアナゴは脂が少なく、さっぱりとした味を楽しむなら6月中旬から8月が旬。しかし脂の乗りが良い冬のアナゴを好む人も多く、通年で親しまれている魚だ。

 今回は、そんな旬の魚を狙って石巻工業港周辺へとアナゴ釣りにやってきた。アナゴは夜行性で日没後にエサを求めて回遊するため、夜釣りが基本。エサはサンマやサバの切り身のほか、アオイソメも使う。

 仕掛けは、キャスティング石巻店が薦める「がまかつ・夜の名人 アナゴちょい投げ仕掛」(税抜450円)を使用した。天びん、おもり、針(予備付き)の1セットでエサをつければすぐに釣りを始められる優れもの。仕掛けが絡まりにくく、集魚力を高める夜光ビーズやチューブのアピール力も抜群だった。

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がまかつ・夜の名人 アナゴちょい投げ仕掛

 早速、アオイソメをエサに海に投じると5分もしないうちに同行した早坂悠真さん=石巻市須江=の竿先の発光体が揺れ、鈴も鳴り響いた。タイミング良くあわせて釣り上げると体長約50㌢のマアナゴ。その後もマアナゴとドンコをそれぞれ1匹ずつ釣り上げた。

 潮止まりでアタリがなくなり、30分ほど無反応が続き、「今日はこれまで」と竿をたたもうとした瞬間、早坂さんの鈴がたたきつけられるように鳴った。

 「今、エサをくわえている」「離した」などと魚との駆け引きを楽しみながらフッキングをすると、竿が弓状に大きく曲がった。激しい引きをねじ伏せるようにリールを巻き上げると、釣れたのは全長78㌢の良型アナゴ。太さは子どもの腕ぐらいあった。

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子どもの腕ほどの太さがあるマアナゴ

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