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目指せ!深紅の優勝旗|石日旗少年野球が開幕

20チーム初戦から熱闘

 第63回石日旗争奪少年野球大会(石巻日日新聞社主催)が15日、東松島市の鷹来の森運動公園で開幕した。圏域の野球スポーツ少年団から20チームが出場し、負けたら終わりの一発トーナメントを展開。深紅の優勝旗を目指し、少年少女球児が熱戦を繰り広げている。

一球一球に気合いを込めて投じた(蛇田イーグルス×石巻東部)

 初日は1、2回戦9試合を実施。このうち開幕試合の一回戦大街道キッズ対前谷地小笠松クラブは両者譲らぬ接戦となった。序盤は、一、三回表に1点ずつを挙げた前谷地が試合を優位に進めたが、四回裏に大街道が2点を返して同点とした。すると大街道は五回、1死満塁の好機を作り、スクイズで三塁走者の阿部翔生が生還。サヨナラ勝ちした。

最後までボールから目を離さずにスイング(大街道キッズ×石巻小レッドベンチャーズ)

 阿部選手は「サヨナラの走者でとても緊張したけど勝てて良かった。うれしい」と笑顔。三浦颯士主将は「前谷地は練習試合で勝てなかった相手。ギリギリだったけどこの勝利は大きい。次戦も足を生かした攻めで勝ち抜く」と話していた。

開幕試合から接戦が繰り広げられた(一回戦、大街道×前谷地)

 二回戦の残りと三回戦、準決勝は同球場で22―23日に予定。決勝戦は石巻市民球場でのナイターで、24―28日のいずれかに行う。優勝チームは神奈川県厚木市少年野球協会学童部の厚意で、同市で9月14―16日にある交流試合に招待される。
【山口紘史】

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