![荒川静香写真さん石巻ニューゼでロケtop](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20345781/rectangle_large_type_2_b0d3a018ced3d10dae9c16aafcb31d43.jpg?width=1200)
荒川静香さんナビゲート番組 語り、伝える石巻の今
トリノ五輪(2006年)フィギュアスケートの金メダリスト、荒川静香さんがこのほど石巻市を訪れ、東日本大震災からの復興状況などを体感した。地域で活動する人たちに触れて、「震災を風化させないことが、今後の災害でも命を守ることにつながると感じた」と語った。(平井美智子)
荒川さんはミヤギテレビなど宮城、岩手、福島県のテレビ局が共同制作する震災復興特番「届けたい 世界へ~故郷の今 そして思い~」(7日午後3時半~4時55分放送)に出演するため石巻を訪れた。世界に発信する各県ゆかりの若者を紹介する同番組では、全編を通してナビゲーターを務める。
世界に発信する若者と対談
宮城から紹介するのは仙台市出身の「サムライ・ジャパン・プロジェクト」さん。Rakeの芸名で「100万回のI love you」のヒット曲を持つ元歌手だが、5年前に活動を休止。現在は赤い甲冑(かっちゅう)姿で全国を旅し、SNSで日本の美しい風景を世界へ発信している。
復興特番として荒川静香さんと石巻を歩かせて頂きます。
— サムライジャパンプロジェクト(日本縦断中!) (@Rake_Official) February 11, 2020
震災から一ヶ月後に書かれたこの「頑張ろう石巻」
今日も多くの方が訪れています。 pic.twitter.com/XZUyuoykt4
荒川さんとサムライさんは南浜町の「がんばろう!石巻」看板周辺や日和山などを歩き、被災地の現在の姿を写真に収めた。石巻ニューゼでは、震災直後に避難所などに張り出した石巻日日新聞の壁新聞の前で対談し、震災から9年が経過する今、国内外に伝えるべきことなどを語り合った。
石巻ニューゼで対談する2人
石巻ニューゼでは東日本大震災当時に石巻日日新聞さんが実際に張り出した壁新聞を見ることが出来ます。
— サムライジャパンプロジェクト(日本縦断中!) (@Rake_Official) February 11, 2020
こういう地元の確かな情報、言葉が支えになった人も多いはず。
それから最近少年俳句クラブ!?が誕生したようです!! pic.twitter.com/KOXC0LOlW5
荒川さんは「新しく整備されて生まれ変わったものや場所がある反面、今もなお復興段階のものもある。実際に被災した場所を訪れることで、自分には何ができるのか、どのような力になれるのかを改めて考えるきっかけになった」と感想を語った。
一方、復興支援でたびたび石巻を訪れているサムライさんは「石巻に人がいっぱい来てもらえるように発信している。全国を旅しているが、ここほどおいしい魚、きれいな景色の街はそうたくさんあるわけでない。とてもすてきな街であることを広く伝えたい」と活動を続けることを約束した。
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