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〔19日締切〕あなたが選ぶ10大ニュース2023

いろいろあった卯年の出来事 記者が飛び上がった!?厳選20項目

 12月に入り、令和5年も残りわずか。石巻日日新聞ではこの時期、その年に掲載されたニュースを選び、読者の投票で石巻地方の「10大ニュース」を決定しています。コロナ禍が落ち着いた今年はイベントや観光での集客が制限なくできるようになりましたが、出歩けば財布も暑さも厳しい年になり、厳しい動物がらみの招かざる客の話題もありました。そうした中で震災後のまちづくりは一つの節目を迎え、スポーツ界では若者の飛躍を期待させました。そんな卯年のニュースを記者が20項目選びましたので、さらに読者の皆さんに10項目に絞っていただきたいと思います。果たして、どのニュースが1位になるのでしょうか。ご応募お待ちしております。



「あ」 宮水高の双子がそろって角界挑戦

 宮城県水産高校3年で双子の兄弟、飯野錬さんと禅さんが、大相撲の伊勢ノ海部屋に入門した。2月1日には伊勢ノ海親方(元幕内北勝鬨)が同校に2人の弟子入り前のあいさつに訪問。2人は「活躍する姿を両親や地域の皆に見せたい」と意気込みを語った。

「い」北上川にマッコウクジラ漂着

 石巻市北上町十三浜にある北上川河口で2月に「クジラが打ちあがった」と河北署などに通報があった。砂浜に打ちあがったクジラは、体長約12㍍、体重約20㌧のメスのマッコウクジラ。すでに死亡しており、周辺の養殖業に配慮し、オイルフェンス設置と埋却作業を実施。

「う」人気アイドル集結 3年ぶり「オナガワック」

 人気女性アイドルグループ「BiSH」などが所属する音楽事務所「WACK」が女川町と共催したイベント「オナガワック2023」が2月18―19日、町内で開催。人気アイドルと交流できる貴重な催しであり、県内外から約2万人が足を運ぶほどの盛況ぶりだった。

「え」各地で東日本大震災十三回忌の祈り

 東日本大震災から12年となった3月11日、6千人近くが犠牲になった石巻地方で追悼行事や災害の記憶を後世に伝える催しが行われた。今年は仏教でいう十三回忌の節目。発災時刻の午後2時46分にサイレンが鳴り響き、各地で故人をしのんで黙とうした。

「お」値上げラッシュ 電気も水も値上げ

 原材料費の上昇などによる値上げラッシュは今年も続き、電気代も値上げ。石巻市、東松島市では水道料金も4月分から29年ぶりに引き上げられた。物価対策で非課税世帯に給付金が支給され、石巻市で10割増地域商品券も発行された。

「か」かわまち大賞受賞の交流拠点施設完工

 石巻市を中心に旧北上川河口部で進めてきたかわまちづくりが国交大臣表彰の令和4年度「かわまち大賞」を受賞。その象徴的な「かわまち交流拠点施設」の完工を記念したイベントが4月22―23日に新たに完成した広場であり、にぎわい創出へ機運を高めた。

「き」新型コロナ 「2類相当」から「5類」に移行

 国は5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げた。県民への行動制限や、飲食店に対する対策要請も終了。4年ぶりにマスクを外してまちを歩く人の姿も見られるようになった。

「く」10年に1度の「カンタータ大いなる故郷石巻」上演

 石巻市市制施行40周年を記念し、10年に1度上演されている市民参加型舞台公演「カンタータ大いなる故郷石巻」が5月、マルホンまきあーとテラスで開催された。女優の三國裕子さんの総合演出で大合唱、管弦楽、踊りなどを融合した新・古里賛歌を披露した。

「け」石巻市内にサル出没 住民に威嚇も

 石巻市内で1匹のサルが目撃され、5月から約1カ月半のうちに行動範囲を拡大。雑木林から住宅地に拠点を変え、ついには集合住宅のベランダで住人を威嚇したり、網戸を開けて侵入を図ろうとするなどの行動に。自治体や警察が追い払うまで、住民が不安な日々を過ごした。

「こ」夏の高校野球宮城大会 10年ぶり石巻で開会式

 「第105回全国高校野球選手権大会」につながる宮城大会は7月7日、石巻市民球場で開会式を行った。石巻での開会式は平成25年夏に同球場で行って以来10年ぶり。スタンドには保護者や地域住民らが多く詰めかけ、堂々と入場行進する選手の姿を目に焼き付けた。

「さ」第100回石巻川開き祭り大盛況

 8月4―6日にあった石巻市最大の祭り「石巻川開き祭り」は第100回の節目。小学校鼓笛隊パレードや孫兵衛船競漕などの恒例行事や数々の記念行事があり、27万6千人でにぎわった。花火大会は震災前と同じ開北橋下流に戻り、豪華な光と音の演出が復活した。

「し」記録ずくめの猛暑

 今年は9月に入っても夏の残暑が厳しく、石巻市では最高気温が30度以上になる真夏日が42日間とこれまで1位だった昭和48年の21日間の2倍に。最低気温も25度以上の熱帯夜日数が24日間で最多。観測史上最高の猛暑となり、熱中症で搬送される人も急増した。

「す」ALPS処理水海洋放出

 東京電力福島第一原子力発電所から出されるALPS(アルプス、多核種除去設備)処理水について、政府は8月24日、海洋放出を開始した。これによって宮城県漁協など、水産業界に風評被害の懸念が拡大。実際に中国が水産物の禁輸措置をとるなど、影響が広がった。

「せ」最大級の大型客船が初寄港

巻港では過去最大級の大型客船「MSCベリッシマ」が8月3日に初寄港し、約2200人の乗客を地元の首長ら関係者が歓迎した。今年は7月から11月まで予定された3隻が計5回、石巻に寄港。交流人口拡大へ順風満帆な年となった。

「そ」石巻・牡鹿8年ぶり県議選 現職、新人で明暗

 県議選は10月22日に執行され、石巻・牡鹿選挙区は現職4人が再選。新人2人は涙した。今回から定数が一つ減り、6人が4議席を争った同区は8年ぶりの選挙戦となったが、争点なく投票率は39・85%と過去最低を更新した。東松島は現職が連続無投票3選。

「た」石巻出身の永沼選手 アジア大会カヌーで〝銀〟

 カヌースプリント競技の日本代表で石巻商業高出身の永沼峻選手(写真右)が、10月2日に中国杭州市であったアジア大会カナディアンペア500㍍で準優勝に輝き、同種目では日本勢過去最高成績となる銀メダルを獲得した。

「ち」ベストツーリズムビレッジに奥松島認証

 持続可能で優れた観光地として国連世界観光機関が認める「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2023」に、東松島市の宮戸・野蒜地域からなる奥松島が選ばれ、11月に認定証が届けられた。SDGsを軸に観光振興などに取り組む農漁村観光地域の認定で、国内6例目。

「つ」復興基盤整備「完結」で記念イベント

 東日本大震災の復興財源を活用した新しい街の基盤整備事業が令和4年度で終わった石巻市は11月9日、マルホンまきあーとテラスで市民参加の記念イベントを開催。基盤整備にかかった費用は1兆円を超えており、復興を支えた応援職員を招いて感謝を発信した。

「て」ウェルネス大内投手 ドラフト7位で楽天入団

 10月26日にあったプロ野球ドラフト会議で、日本ウェルネス宮城高3年の大内誠弥投手が楽天イーグルスから7位指名された。石巻地方の高校から直接プロ入りする選手は初。大内投手は「チームの柱になれるよう励み、活躍する姿で古里に恩返しがしたい」と話した。

「と」出島と本土が橋でつながる

 女川町で進む「出島架橋」の工事は、11月16日にアーチ状の中央径間架設作業が行われ、出島と本土が橋でつながった。構想から40年来の町民の悲願達成であり、町民からは喜びの声が聞かれた。今後は溶接や舗装工事を実施する見通しで、開通時期は来年12月の見込み。


応募者の中から抽選でプレゼント

【応募方法】 下記の20項目(あ~と)の中から、印象深かったニュースを10項目選び、「あ、い、う、え…」などと五十音順に記入して、はがきまたはファクス、電子メール、googleフォームでご応募ください。郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号と応募者自身の今年のトップニュースも記載してください。年末の紙面で紹介しますので、氏名を載せたくない場合は匿名希望と書き添えてください。
宛先は
はがき  〒986―0874石巻市双葉町8-17 石巻日日新聞「あなたが選ぶ10大ニュース」係
ファクス 0225‐94-5960
電子メール  info@hibishinbun.com

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【締め切りと発表】 応募は12月19日(火)到着分まで。発表は23日(土)の紙面で行います。応募者の中から抽選で、イオンシネマ鑑賞券(ペア)または天然温泉元気の湯=石巻市大街道北=入浴券(ペア)を各10人に差し上げます。ご希望のプレゼントを忘れずに記入してください。


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