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初の鉄道フェスタ

硬券集めつつ街なか散歩

 「ぐるり石巻まちなかさんぽ!いしのまき鉄道フェスタ」が8日、IRORI石巻など市内中心部で始まった。街なかを歩いて懐かしい硬券きっぷを集めるラリーや活版印刷で硬券を製作するワークショップがあり、電子カード世代も古き良き鉄道の魅力を体感した。

駅の窓口を模した場所で台紙を購入し、街なかのラリーに出かけた(IRORI)

10日まで IRORIなど

 市内で設立されたばかりの一般社団法人交通文化観光推進機構が、街おこしを目的に初開催。今年は鉄道開業150年、石巻線開通110年であり、鉄道ファンや研究家が手伝いながら、10日まで鉄道の魅力が感じられる企画を用意している。
 硬券きっぷラリーは3日間通じて開催。IRORIで台紙を購入(500円)し、絆の駅石巻ニューゼなど周辺4施設を巡ってそれぞれの名前が入った限定硬券を集めることができた。また、IRORI内には昔のきっぷを作れるコーナー(500円、9日除く)も。東京都から震災を学びに来た石田夏希さん(23)は来市の記念に体験し、「思い出として持ち帰れる」と喜んだ。
 あすはIRORIで鉄道専門家のトークイベント(無料)のほか、かわまち交流センターで同人誌祭り(入場100円)がある。
【熊谷利勝】


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