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復興の火が被災地巡回 強風で点火難航もサンドウィッチマンが場をつなぐ

航空自衛隊松島基地に到着した聖火は、20日午後、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市に運ばれ、石巻南浜津波復興祈念公園で「復興の火」として展示された。新型コロナウイルスの感染対策で屋外での一般展示となったが、3連休初日と相まって、地域内外からは約8千人が訪れた。(山口紘史)

聖火の種火を灯したランタンは松島基地での到着式後、ラッピングバスにのせられ、東松島市矢本の商店街を経由し、石巻市に輸送された。種火は午後1時50分ごろ、同公園に到着し、亀山紘市長に手渡された。

公園内の中核的施設で開かれた記念式典で村井嘉浩知事は「南浜で灯され続けた追悼の灯りとともに、復興の火も希望の灯りとして地域、県民の心を温かく照らしてくれる」とあいさつした。

歓迎の言葉で亀山市長は「展示によって復興五輪の幕開けを実感でき、感慨深い。次代を担う子どもたちが復興の火に夢や希望を抱き、被災地の未来が明るく照らされることを祈る。全世界に支援への感謝の思いと復興にまい進する姿を示したい」と話した。

復興の火 南浜津波復興祈念公園で展示 (1)

復興の火の前で記念撮影を楽しむ来場者

復興の火は当初、屋内展示を予定していたが、新型コロナ対策で屋外に変更。強風でランタンの種火が2度消えるハプニングもあったが、予備の種火を用いるなどして3度目で点火に成功。聖火皿でこうこうと燃え上がる復興の火が訪れた人たちの笑顔を優しく照らしていた。

会場には、1時間あたり約2千人が足を運び、一時は500メートル以上の列もできた。周辺道路では駐車場の空き待ちをする車で渋滞も発生した。

復興の火は同日午後7時まで展示され、その日のうちに仙台市に陸送された。復興の火は聖火リレー開始前日となる25日の福島県いわき市まで東北3県を巡回する。

強風で約30分点火難航 サンド即興で場つなぐ

石巻南浜津波復興祈念公園での「復興の火」の展示は、強風で聖火皿への点火に30分を要した。観覧に訪れた人は寒い屋外で待たされたが、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」がショートコントを披露するなどして場を和ませた。(熊谷利勝)

交通渋滞で式典自体が遅れ、聖火皿の前にランタンの火が運ばれたのは一般観覧開始を約20分過ぎた午後3時過ぎ。ところが強風で点火が難航。ランタンの火が消える場面もあり、どよめきが起こった。分火された火と先の大きな点火棒を用意し、ようやく灯されたのは同35分だった。

聖火点火 (102)

サンドウィッチマンの伊達みきおさん(左)と富澤たけしさんがコントで展示を待つ人を和ませた

この間、サンドの2人は「ライターありますよ」「富澤の膝に水がたまっている。その水で火を消さないように」などの冗談で笑わせ、「はい、オリンピック」で締めくくるコントやものまねなどを披露。場をつないだ2人も点火にほっとした様子だった。


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