初のコロナ対応避難所訓練 密回避で多数開設必須 欠かせない地域との協力
石巻市は、新型コロナウイルス対応下での避難所の適切な運営に向け、地域や学校との協力体制の構築に動き出した。コロナ禍では1カ所あたりの密度を減らすため多くの避難所を設置することが求められ、市は昨年の台風19号規模を想定した場合に当時より17カ所多い45カ所の開設を見込んでいる。一方、多数の避難所の迅速な開設と適切な運営には従来の行政主導ではなく、地域や学校の理解と協力が欠かせない。市は万石浦地区を3者1体のモデルケースとすべく28日夜に初めての訓練を行った。【近江瞬】
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