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石巻日日新聞

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石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

東松島あんてなしょっぷ まちんど(東松島市矢本)地元青果をスムージーで

一番人気の生いちごスムージーと、深い味わいのホットコーヒー JR矢本駅前の「東松島あんてなしょっぷ まちんど」は地元特産品の販売を通して、地域の魅力を内外に発信している。三面ガラス張りの明るく開放的な空間に喫茶・交流スペースが設けられており、地元の果物や野菜を使った特製スムージーが人気を呼んでいる。 「飲む地産地消」がテーマのスムージーは旬の野菜や果物の食材が持つおいしさを残しながら、手軽に味わえるのが魅力だ。一番人気は約140㌘分のイチゴをぜいたくに使った「生いちごスム

別れ突然 最後の授業 石巻地方の小中高校 仙台市で東北初感染者

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う休校要請を受け、石巻地方の3市町は28日、全小中高校を3月2日から24日まで臨時休校とした。突然の対応で、各校は「学年最後の授業」となり、戸惑いが広がる中、卒業を控えた児童生徒は涙を拭った。29日には仙台市に住む70代男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。東北初であり、男性は大型クルーズ船に乗っていた。脅威は身近に迫っており、事態は新たな局面を迎えた。【近江瞬】 新型コロナ影響身近に  石巻地方の各市町が3月2日から

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思い出の校歌よ いつまでも 旧小野、浜市小卒業生 復刻させ高音質で録音

 閉校で歌われなくなった東松島市の小野小学校、浜市小学校の校歌を復刻して最高音質で録音し、後世に残すワークショップが23日、小野市民センターで開かれた。両校の卒業生が世代を超えて集まり、思い出話に花を咲かせるとともに、久しぶりの校歌をなつかしくも誇らしげに歌った。【熊谷利勝】  ワークショップは東日本大震災の復興支援を目的に、平成28年に設立された一般財団法人オーバーザレインボウ基金(かの香織代表)=栗原市=の主催。県の心の復興助成事業として行う校歌復刻保存プロジェクトの一

女川2号機「正式合格」 東北地方の原発で初 規制委 審査書決定 県 住民説明会を検討

 東北電力女川原子力発電所2号機について、原子力規制委員会は26日、再稼働の前提となる国の新規制基準に適合していることを認める「審査書」を定例会合で決定した。新基準への合格は東北地方初となり、被災原発では茨城県東海村の日本原子力発電東海第二に次いで2例目。今後は規制委で工事計画と保安規定変更の認可申請審査が進められ、同社では来年度以降の安全対策工事完了を目指す。県は経済産業相の要請を受け、立地自治体の石巻市や女川町などとの協議や住民説明会を開いて声を聞く考え。【横井康彦】

猫島訪問の観光客狙い まきのねこバーガー 石巻・八幡家が開発

石巻市中央二丁目の料理店(株)八幡家(阿部紀代子社長)は、猫の島として知られる田代島を訪れる観光客を狙った猫がモチーフのハンバーガー「まきのねこバーガー」を3種類開発。22日に市かわまち交流センターで発表会を開いた。【渡邊裕紀】 平成30年に離島航路を運航する網地島ラインの中央発着所ができてことに伴い、中心部から田代島に向かう観光客が増えた。猫が多く暮らす島は世界的な注目を集めており、八幡家はインバウンド(訪日外国人旅行)対応で外国人が気軽に食べられるハンバーガーに着目した

地名を探検 石巻市蛇田編 田道町に残る蛇田道公古墳 開墾した侍たち

石巻市田道町にある「田道神社」。敷地は狭く小さな神社だが、神社の鳥居の前には「蛇田道公古墳」と刻まれた石碑が立っている。田道町に残る「蛇田」の文字から〝へびた〟の地名の由来と、かつては田道町も含まれていた蛇田村について前後編と特別編で伝える。(石森洋史・2020年9月27日・10月11日・10月25日に掲載した記事を再掲) いつから へびた?「蛇田」の地名は約400年前の史料に記述があり、江戸初期には使われていたことが確認できている。 史書上の地名の初見は、寛永8年(163

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「はじめの一歩」魂のバウト 至高の名勝負 原画で再び 4月12日まで萬画館

 週刊少年マガジンの人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の連載30周年を記念した石ノ森萬画館の特別企画展「はじめの一歩 大原画展~魂のバウト~」が22日から、同館で始まった。4月12日まで単行本表紙画、主人公の幕之内一歩らの名勝負を描いた生原稿などを展示。3月7日は、作者の森川ジョージさんのサイン会(要事前申込み)も行う。

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