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打ち合わせの時、あらかじめこんな感じでお願いしますと依頼を受けていて、企画にまとめて行くんですが、相手の想像している範囲でまとめてしまうと、誰でもできる範囲の企画にしかなっていないということなんです。

きちんと仕事ができることはいい事なのですが、相手の予想を裏切っていくかが問われるところなんです。

「想定内を超える」というか「思いもつかなかった!」って言わせるのが気持ちいいところになっちゃいます。

それをするにはどうするか? 

僕の一番のやり方は「ボケてみる」というやり方で裏切っていきます。

想定内の企画は、基本形のお話で、そこから飛ばせようとすると、この企画でどこでどうボケていけるのか?を考えていくんです。「ボケる」というのは相手はどうやったら笑うのかな??と考えることから始まります。つまり面白がれるかってことなんです。

基本形の企画を作って、そこからイマジネーションを膨らましてボケていくんですが、「ボケるなんてできないよ!」「笑いを作るってむずい!」って思う人も多いと思います。それを乗り越える頭の中の常識づくりはどうしていくのか?をお教えしていきます。「笑う」ってどんな時におこるか。ってとこを整理していくと、

「緊張」からの「緩和」が基本。

「緊張感」があって「緩和」=「気が緩む」と笑顔になります。

漫才や落語、新喜劇もみんなこの手法を取り入れてネタが創られています。緊張感があるところからボケ=笑いポイントがあって、【想像していたものから裏切る】んです。すると心理的に<少しびっくり>して、ホッとしたときに笑顔が出ます。

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実はホラー映画も同じ手法で作られていて<怖い緊張感>で運んで行って、ここで来るぞ来るぞ!っていう<怖い瞬間>があって、きゃーーー!!となる。きゃーーーーっとなったら人間って納得がいくんです。

人って「緊張」からの「緩和」が好きなんですよね。

企画も緊張感を漂わせている感じなところから、緩和をさせる方向への展開を出すと、ふざけた内容であっても、なんか納得して、楽しめる企画になっていくんです。

想像の範囲を超えていく、想像の範囲を裏切ることを意識にしていくのは最善の策だなんです。


<きょうの付け足し>想定を裏切るには、まずは逆を取っていくと考えやすいかもよ!






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