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書く筋トレはじめ / 京都ライター塾 第1回レポート

1/13(土)9時、初めての顔ぶれに緊張感を持ちつつ、ワクワクと高まる気持ちとともに「第10期 京都ライター塾」が始まった。

「書く」という方法を駆使してどうありたいか。求める結果はそれぞれ違えど、目指したいゴールは同じなのであろう。だからこそ、"書いて幸せになる"という京都ライター塾のコンセプトがとても刺さるものであった。受講定員10名、皆同様にコンセプトが刺さり参加を決めたという印象を受けた。コンセプト作りって本当に大切な部分だなと密かに感動を覚えていた。

第1回目のテーマは、ライターは何をしているのか。1回3時間の講義は、内容盛りだくさんであった。その中から印象に残ったことを書いてみようと思う。

一言にライターと言っても、活躍する場はいくつかある。今回の講座では商業ライターを中心に学んでいく。ネットやSNSが発達した現代社会で生きる私たちにとって最も身近なweb、手に触れてカタチを感じられる雑誌や本といった紙媒体、街中で見かける広告やPRもライターの活躍する場の例として挙げられた。書く内容にもジャンルが多数あり、得意とする分野を軸に各媒体で活動することになる。

では、その

ライターとして活躍するために必要な素質とは

何があるのか。
講師の江角悠子さんは次の3つを挙げていた。
1.「伝えたい」という情熱をもっている人
2.読者のために書ける人
3.人の話が聞ける人(コミュニケーション能力の高い人)
ライターの仕事は読み手がいて初めて成立するものである。私たちも知りたい・興味が湧くことでなければ、好き好んで長々と文章を読むことなんてしないだろう。自分の書きたい!という思いが先行していては読者はついてこない。書きたい人であれば、商業ライターではなく、自己表現のできる小説やエッセイを思うまま書けば良いのだそう。
読者が知りたいこと、面白いと思うことは何かを見出す。その次に、どう伝えるかを考える。伝えるためには、書くための情報をしっかりと集めなければいけない。
少し話がそれるが、私たちは今回の講義冒頭に全講義において毎回レポート提出を課題とすることを伝えられていた。アウトプットするという意識を持つことで、聞く姿勢が変わるのが理由だそう。この課題はまさに、書くための情報をしっかりと集めるという力を鍛えることに繋がる。書くためには、情報を理解する必要がある。理解しようと思うと、自ずとわからないことは質問し解決しようという行動に繋がる。
コミュニケーション能力というのも、ただ楽しく会話をすることではない。相手の話を聞きつつ、伝えるために不足していることを質問し引き出す能力が鍵となるのだ。
「美しい文章ではなく、伝わる文章を書ける」ことが重要だと話されていた。

どんなふうに仕事が進むのか?

大体の流れは以下の通りだそう。
①依頼受注→②見積書確認(もしくは提案)→③取材→④原稿執筆→⑤先方校正(適宜修正を繰り返す)→⑥納品→⑦支払い
ライティングに慣れないうちは、どうしても執筆に時間がかかるはず。自分ができる仕事量を把握していかなければ、キャパオーバーで疲弊してしまう。取引相手にも迷惑をかけることになるし、信頼を得られず次も任せようと思われないだろう。"書いて幸せになる"という本来の目的からも遠のいてしまう。余裕を持ったスケジュール管理に注意しなければならないと思った。

ライターとして、何を書いて伝えたいのか?

その答えは自分と向き合うことで見えてくるのだそう。
普段じっくりと自分の感情や思考に向き合う時間は少ない、というかほぼないに等しい人が大半だと思う。しかしソレが必要不可欠なのである。なぜならば、目指すゴールは"幸せになる"ということだからだ。本当にやりたいことは何か、実現して初めて自分にとっての幸せな人生を歩める。やりたいことを見つけてから、どう仕事にできるかという方法を考えるのだ。

情報発信をしていこう!

まずは自分を知ってもらわなければ何も始まらない。火のないところに煙は立たないという諺と同じで、知らない人に仕事は振られない。とにかく書く習慣のない私は、書くことが第一歩である。
「書ける」は武器になる!!
ということで、まずはとっつき易いnoteを使って書く筋トレを始めよう。継続は力なりと、頭では理解しているものの習慣化するまでが大変なのだ。動き始めるまでが重たい腰を上げたのだから、少しづつ積み重ねていこうと思う。
今回はどうしても自分用のまとめ感が強い文章となってしまった。今後は読者のために書けるよう日々精進とここに記し、折に触れて見返そうと思う。


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