ヘトを見てみぬふりしていたらナックル星人になりかけた話
こんにちは!
タイトルがなんじゃこりゃ!という感じですよね。笑
前回のnoteで今年の抱負に「強くてしなやかな人」と書いたのに、2月に色々ボロボロになってしまいました。やっちまったー!
今回は反省と決意の意を込めて、起きたこと、感じたことをnoteに綴ります。
少しずつ書き進めていたら、あっという間に5月になってしまってました泣
新年度を迎えるに当たり、改めて健康管理を気をつけなきゃな、と思っています。
ヘトヘトのヘト
タイトルにもある「ヘト」。
忙しくなったり、心がざわつくことが起きたりするとやってくるやつがいます。
それを、私は「ヘト」と呼んでいます。
「疲れてヘトヘト」のヘトから取って、少し可愛く呼んでみていますが、まぁこれが厄介なもので。
ヘトがやってくると
なんだか無性に不安になったり、
だるくて元気が出なくなったり、
身体が重くて動きたくなくなったり、
イライラが止まらなくなったり、
うまく笑えなくなったり。
昔は
何もせずぼーっとしたり、
ただただずっと寝たり、
整体に行ったり、
ノートに思ったことやタスクをバーッと書き出して頭の中を整理したり、
スーパー銭湯でぽっかぽかになるまでお風呂に浸かったりして、
自分の身体と心の調子を整えていました。
ですが母になって、仕事もしているとこれがなかなかできなくて。
平日仕事で息子と一緒にいられる時間が少ないから、土日はずっと一緒にいて沢山遊んだりコミュニケーション取ろう。
平日なかなかできなかったから、家のこと(掃除、洗濯、料理、資源回収まとめ、家計簿、買い物、書かなきゃいけない書類あったな、息子の耳鼻科も行かなきゃ、洗剤無くなってたから詰め替えなきゃ…などなど細々したことたくさん)をしよう。
仕事のスキルを磨きたいから、空いた時間は休むことより本を読んだり、動画学習したり、テレビもカンブリア宮殿観たりしよう。ぼーっと見るんじゃなくてちゃんとアンテナ張れるように集中して観よう。
などなど。
思い切って自分に目を向けて、時間を作れば前みたく調整できたと思うのですが、それをしなかった自分がいたんです。
自分のことなんて後回し!という状態が"常態化"してしまって、ベクトルを外に向け続けて過ごしてたんですよね。
どんどん自分を追い込む
2月はタスクが多くて、初めての取り組みもあり、資料作成や企画、入力作業、課題提出など盛りだくさんでハードでした。
そして、広報にいて改めてプレゼンのスキルを磨きたいと思って、一昨年の産休明けから受けていた検定試験の実技試験(5分のプレゼンの録画、シナリオの2点提出)と論文(A4サイズ4.5枚分)もあり。
そんな中息子の保育園が休園。
息子を見ながらテレワーク&試験課題作成。
今思うとかなりキャパオーバーだったんだけど、気がついたらどうにも止めることが出来なくなってて、
しかもどれも120%の力をかけて完成させていました。
素直にもっと頑張りたい!
という気持ちと、
もっと頑張らないとダメだ、私はダメ人間なんだから、もっと人一倍努力しないとならないんだ、
こんなんじゃダメだ、
という気持ちが相まって、
ブレーキを踏めなくなっちゃって、アクセルベタ踏み状態で日々過ごしてました。
仕事だけじゃなく家でも。
受け流せなくなる
そんなこんなで余力ゼロになってしまったのですが、そういう時って、考える力も無くなるから、なんでも真っ直ぐ受け取っちゃうんですよね。
こんなのできて当たり前でしょ?
ここができていない
ここがダメだ
前述した検定、91点で合格できたのですが、
フィードバックに書かれていた「できていない部分」へのコメントに大いに傷ついて、
もっと頑張らなきゃダメなんだ、って感じたり。
傷つく言葉を避けきれず、全力で受け止めて大いに傷がつく。
まだ頑張れる、もっと頑張れる、
頑張らなきゃ、全部やらなきゃ、
仕事も家も100%にしなきゃ
当たり前って言われる、
できてないことを指摘される、
自分なんて何にもできてない
ダメ人間だからもっと頑張らなきゃ
検定受かって嬉しかったけど、
2級?1級受からないとダメじゃない?と言われてもいないことを自分に呪いをかける
今思うと真っ直ぐ受け取らないで、受け流したり、避けたりすればよかったと思うんだけど、余裕が無くなると受け流す方に力を出せなくて、全部受け止めちゃうんだな、って学びました。
こんなに頑張ってもダメなんだ、スキルが無い、レベルが低い人間だから、もっともっと頑張らなきゃ。
疲れてる、しんどいけど、もっと頑張らなきゃ。
気がついたら息子の寝相の悪さも相まって夜うまく寝られなくなっていて、毎日見る夢では追われてる夢か恐い夢しか見なくなって、エナジードリンクを飲む日々が続いちゃってました。
コーヒーが苦手で、エナジードリンクも甘いから、むしろカフェインだけうまく摂取できないかな、とか考えてました。
朝起きるとナックル星人に
ある朝起きたら、
両脚に白い斑点模様がびっしり。
え!?と思って身体を見回してみると両手にも斑点が。
これは蕁麻疹だな…と思って、夫に息子をお願いして皮膚科へ。
久しぶりの1人時間だなぁ。
でも痒くて辛くてしんどいなぁ。
前にも疲れた時に蕁麻疹が出たことがあったから、まただなぁ〜って思って薬を飲んで過ごしたけど…
治らず。
むしろ日に日に斑点が赤くなって、数が増えて、気づいたら
ウルトラマンのナックル星人みたいになってました。
正しくはこんなにボコッとはしてなくて、晴れてないけどまだら斑点模様で、ナックル星人の2倍くらい赤い水玉模様になってました。
足の裏も出て、歩くのがつらくてつらくて。
これは蕁麻疹じゃないなって思って、別の皮膚科に行ったら、
なんらかのウイルスや薬によるアレルギー反応だから、余計に薬は使わないほうがいい。我慢するしかない。
って言われて、何ももらえず帰宅。
そうなんだ…と思ってただただ耐えてたんだけど、日に日に斑点模様は増えるし、痒いし、斑点模様がくっついて大きく赤いまだら模様になって、ついには両脚のアキレス腱が腫れて歩きづらくなっちゃって、喉の粘膜も腫れ始めて。
これはやばい、と感じて3件目の皮膚科に行きました。
病名は「多形滲出性紅斑」。
これは辛かったね、かわいそうに。
って病院の先生から言われて泣きそうになりました。
血液検査もしたけど原因はわからず、ステロイドの薬で治療。
薬の効きが良くて、数日で腫れが引いて、辛い症状が無くなりました。
どんどん楽になっていって、薬様様な状態でした…!
代わりに、副作用?からか炎症が起きていたところの皮がベロベロに剥けたのと泣、斑点模様は薄く跡に残ってしまいました。
うーん、代償を負ったなぁ
ミニスカート履けないな。(履かん)
原因はヘトの状態と向き合わなかったから
なんのウイルスだったのか、なんの薬が合わなかったのかは結局わからず。
ただ、わかるのは原因はヘトがきている状態の自分に対して向き合わなかったから。
もう限界だよ、って悲鳴をあげていたのに、見て見ぬふりをしてフタをして、アクセルを踏み続けていて、ついにオーバーヒートしちゃいました。
身体としては免疫力が下がったのと、色々拒否反応が出ちゃったんだなぁ、という感じ。
今回身体を壊してしまったけど、もし身体に出なかったら、心が壊れちゃってたんじゃないかな、って感じました。
心が壊れる前に、身体が教えてくれてよかった。
蓋をしていた本当の気持ち
症状が治まって、少し身体にも心にも余裕が出てきた時に、「今回なんでこうなったんだ?」ってふと夜布団の中で考えて、スマホアプリのメモにバーっと書いてみた時に感じたこと。
キャパオーバーなことに対しては、
諦めること、手放すこと。
本当に意識することが必要だと思う。
でも、自分自身とても強欲で、仕事頑張るなら家庭も同じくらい、いやもっと頑張るって思ってしまう性格をどうにかせねば。
自分の首を自分で絞めて呪うんじゃ無くて、解放してあげることが必要ですね。
自分で自分を呪わない。
自分のことを褒めて、労って、また頑張ろうねってする。
…ふーーー!!
長くなってしまったーーー!!!
書きたいけど書くのが辛くて、書き始めて約2ヶ月経っちゃいました。
でも、書けてよかった。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
皆さんも、自分のことを大切に、日々過ごせます様に。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?